ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

ご訪問ありがとうございます。
TB・コメント大歓迎です♪(記事と関係ないものは削除させていただきます)
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
原稿零枚日記
評価:
小川 洋子
集英社
¥ 1,365
(2010-08-05)

JUGEMテーマ:読書 
ある作家の奇妙でいとしい日常。日記体小説
原稿が進まない作家の私。苔むす宿での奇妙な体験、盗作のニュースに心騒ぎ、子泣き相撲に出かけていく。ある作家の奇想天外な日々を通じ、人間の営みの美しさと面白さが浮かび上がる新境地長編。
集英社HPより

しょっぱなから、苔懐石?に心奪われる。
変。でも好き。

とある作家の日記。
いろんなエピソードがあるんですが、特に好きだったのは「あらすじ」のお話でした。
時には本編より長くなるというあらすじ。
本編以上に素晴らしくなってしまうというあらすじ。
イイ。

「運動会」の話、なんだかシーズンでもあることだしちょっと覗きに行っても面白いかもとすら思ってしまった。
行きませんけど。
生活安全課のRさんとのお話はちょっと切ない。
「素寒貧の心の会」、スカンクバッチが私も欲しいです。

こうやって思い出してみると、出てくる、出てくる。
どれもが印象深くって、じわじわと効いてきます。

それにしても原稿は遅々として進まないですね…
でもまあ充実した毎日で楽しそうです。

|  ◆小川洋子 | 18:20 | comments(5) | trackbacks(2) | pookmark |
猫を抱いて象と泳ぐ
評価:
小川 洋子
文藝春秋
¥ 1,780
(2009-01-09)

JUGEMテーマ:読書

伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの、ひそやかな奇跡を描き尽くした、せつなく、いとおしい、宝物のような長篇小説

2009年は小川洋子さんの最高傑作で始まります。天才チェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの密やかな奇跡の物語。廃バスに住む巨漢のマスターに手ほどきを受け、マスターの愛猫ポーンを掻き抱き、デパートの屋上に閉じ込められた象インディラを心の友に、チェスの大海原に乗り出した孤独な少年。彼の棋譜は詩のように美しいが、その姿を見た者はいない。なぜなら……。海底チェス倶楽部、からくり人形、人間チェス、白い鳩を肩にとまらせた美少女、老婆令嬢……やがて最も切なく愛(いと)おしいラストへ。めくるめく小川ワールドをご堪能ください。(OM)
文藝春秋HPより

すばらしいかったです。
ずいぶん前からサイドには載せてたんですが、感想をなかなか書けずに…
2月読了分。

もう最初のほう2・3ページ読んだところで、読み終わるのがもったいない、やばいって思いながら読んでました。
だから少しずつ少しずつ、丁寧に。
静かな、静かな空間に、こつんと響くチェスの駒のおと。
小さく、でもものすごく大きな世界に圧倒されました。
出てくる人たちが美しくて、とても素敵な物語でした。

装丁にもうっとり。
なんだかんだ、いい本というのはやっぱり見た目から何かが違う気がします。
傍にずっと置いておきたい一冊です。
|  ◆小川洋子 | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
科学の扉をノックする
評価:
小川 洋子
集英社
¥ 1,470
(2008-04)
JUGEMテーマ:読書

本当は面白い科学の世界へご一緒に!
小柴昌俊氏推薦。「この本は科学の面白さを伝える著者の小川洋子さんが科学の世界を時には驚きながらこころから楽しんで書いている点で、すぐれた科学への入口になっています。」
集英社HPより

前に読んで途中まで記事にもしてたんですが、忘れてたみたいで今ちょっとチェックしてたら出てきたのでいちおう…(^_^;)

表紙のイラストが南伸坊さんで、私の好きな『個人授業』のシリーズ(『生物学個人授業』岡田節人/南伸坊『免疫学個人授業』多田富雄/南伸坊『解剖学個人授業』養老孟司/南伸坊『心理療法個人授業』河合隼雄/南伸坊。いずれも新潮文庫。おすすめ)を思い出しました。

読んでて思ったのは、小川さんうらやましい!、ってこと。
私もいろいろ先生たちから個人的にお話聞きたいよ〜
『博士の愛した数式』以降、こういうお仕事も増えてますね。
好きなのでいろいろ読めて楽しいんですが、やっぱりうらやましい…
|  ◆小川洋子 | 11:56 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
夜明けの縁をさ迷う人々
評価:
小川 洋子
角川書店
¥ 1,365
(2007-09)
もし彼が零れ落ちそうになったら、私が受け止めてあげようーー珠玉の作品集

風変わりな曲芸師と野球少年の友情、放浪の涙売りの恋、エレベーターで生まれたE.Bの生涯.、老嬢が語る作家だった祖父の形見の話……どこか奇妙ですこし哀しい人々を、手のひらですくうように描いた、珠玉の作品集。
角川書店HPより

………。
読んですごい満足♪と思ってたのに、ふと気づいたら感想をアップしてないみたいでした。ビックリ。
なので、慌ててアップします。日付は読んだ当時の10月16日ですが、書いたのは12月末ですよ(^_^;)とほほ。

でもこれはちょっとあらすじを見るだけで思い出せるくらい素敵な作品集でした。
静かでゆったりしてる。
ちょっと残酷な感じだけど、みんなきっぱりしてて背中がすっと伸びた印象。
これぞ、小川洋子!
楽しませてもらいました。
|  ◆小川洋子 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
海

『海』小川洋子(新潮社)
風は目印を見つけたかのように、彼に吸い寄せられる。海を渡る全ての風が、小さな弟の掌の温もりを求めている――。不思議な楽器を演奏する恋人の弟との出会いを暖かな筆致で描く「海」、奇妙な老人から思いがけない人生の秘訣を授かる少年を伸びやかに描く「ガイド」など、『博士の愛した数式』の前後に書いた7編をまとめた玉手箱のような小説集。
新潮社HPより

クラフトエヴィング商會(名義じゃないけど)の装丁がやっぱり素敵な短編集。
余白多い感じの本なのでさらっと読めてしまいました。もっとゆっくり読んでもいい本なのにね…ってかゆっくり味わうべき本だと思う。

こことはちょっと違う日常に連れて行ってくれる話がずらり。
どれも不思議で、でも確かに存在しそうなお話ばかりでした。

好きなのを上げようと思いましたが、思い返してみるとどれも好きなものばかりで選びがたい。読んでるときより思い返しているときのほうが、あああれは傑作だったなとか思う感じで、じわじわと効いてくる本なのかもしれません。
あ、表題作に出てくる「鳴鱗琴」の音はぜひ聴いてみたいと思いました。

気持ちよく物語世界にひたることができて幸せな時間を過ごすことができました。
ふふふ。
|  ◆小川洋子 | 22:12 | comments(8) | trackbacks(3) | pookmark |
薬指の標本
薬指の標本

『薬指の標本』小川洋子(新潮文庫)
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。
Amazon.co.jp 商品紹介より

秋の"積読解消!映像化された文庫を読むのよ"シリーズ第ニ弾!(一応続いた…)
といってもこちらは2004年にフランスで映画化された作品で、ぼちぼちこちらでも見れるようになってきてるそうです。詳しくはこちらへ→映画薬指の標本

私が本を買ったのは、フランスで映画化が決まった時なので、ずいぶん放置してしまってましたが、いよいよ日本でも公開してるようなのでこれを機に読んでみようかと。
ちっ、もっと早く読んどけば良かった…

とにかく不思議な物語です。
物語の雰囲気に酔ってふわふわとしてしまいました。ふらふらといけないところに迷い込んでしまった気分。

装丁も可愛くておしゃれ。薄い本だけど内容は濃くてお得な一冊。

しかし、これすごい映画見たいです。
邦画ってのは無理がある気がするけど、フランス映画だし。素敵。
雰囲気あるし、かなり良さそうなんですがどうでしょう。
|  ◆小川洋子 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
ミーナの行進
ミーナの行進
ミーナの行進
小川 洋子, 寺田 順三

『ミーナの行進』小川洋子(中央公論新社)

これはほんとうに素敵な物語。

読売新聞の土曜日の夕刊で連載していてそのときから気にはなってたのです(ちなみに読売新聞の夕刊は文化面が充実してて好きだった。今は違う新聞なのですが)。
新聞連載って読もうと思ってもなかなか読めないのはなんでだろう…

それはさておき。

新聞小説そのままの章立てになってるので短めでとても読みやすく感じた。

従妹の家族との1年間の暮らしを描いているのだけれども、なんとも危うくその危うさがたまらない雰囲気を醸しだしているように思う。
館の中のみんなが素敵ででもその素敵さには影がくっきりあって。

基本的に閉じた世界の物語だと感じた。
でもすごい濃密な。

あ、あと小道具と動物の使い方?が絶妙でした。

個人的にミーナのマッチ箱の物語がとても好きでそれだけで本を作ってくれたら私は絶対買う!!

ひとつの話ごとにある挿絵も雰囲気とあってて良かったです。
|  ◆小川洋子 | 21:59 | comments(5) | trackbacks(4) | pookmark |

CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
昨夜のカレー、明日のパン
昨夜のカレー、明日のパン (JUGEMレビュー »)
木皿 泉
2013年のお気に入り。
RECOMMEND
あと少し、もう少し
あと少し、もう少し (JUGEMレビュー »)
瀬尾 まいこ
2012年のお気に入り。
RECOMMEND
64(ロクヨン)
64(ロクヨン) (JUGEMレビュー »)
横山 秀夫
2012年の5つ星。
久々に読めて嬉しかった。
RECOMMEND
([お]7-7)てのひらの父 (ポプラ文庫)
([お]7-7)てのひらの父 (ポプラ文庫) (JUGEMレビュー »)
大沼 紀子
2011年のお気に入り。
随分違う装丁になりましたが文庫になってます。
RECOMMEND
小暮写眞館(上) (講談社文庫)
小暮写眞館(上) (講談社文庫) (JUGEMレビュー »)
宮部 みゆき
2010年の5つ星
文庫になっております。
RECOMMEND
RECOMMEND
天地明察(上) (角川文庫)
天地明察(上) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
冲方 丁
2009年の一冊。
文庫になりました。
RECOMMEND
天地明察(下) (角川文庫)
天地明察(下) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
冲方 丁
文庫になりました。
装丁カッコイイ。
RECOMMEND
戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)
戸村飯店 青春100連発 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
瀬尾 まいこ
2008年の一冊。
文庫になりました。お試しあれ!
RECOMMEND
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
ゴールデンスランバー (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
伊坂 幸太郎
2007年の一冊。
文庫になりました。オススメ!
RECOMMEND
キサトア (文春文庫)
キサトア (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
小路 幸也
2006年の一冊。入手困難でしたが、文庫になりました。
…前の装丁のが好きだ…
RECOMMEND
てのひらの父
てのひらの父 (JUGEMレビュー »)
大沼紀子
2011年の一冊。
RECOMMEND
天地明察
天地明察 (JUGEMレビュー »)
冲方 丁
2009年5つ星。

じわじわ興奮の一冊。
RECOMMEND
キサトア
キサトア (JUGEMレビュー »)
小路 幸也
ものすごく大好きな本。
2006年の私の一冊。
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
本の検索
本のブログ
にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ 【ほんぶろ】〜本ブログのリンク集
カウンター
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
SPONSORED LINKS