ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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折れた竜骨
JUGEMテーマ:読書 
ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、「走狗(ミニオン)」候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年──そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか? 現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場!
東京創元社HPより

米澤さんの新刊は、なんとびっくりの剣と魔法のファンタジーミステリでした。
魔法で姿を消すことができたり、人を操ることができたり、血のない呪われた人びとがいたり、これでほんまにミステリやんの?と思ってたのですが、意外としっかりミステリでした。そしてファンタジーでもあった。
ミステリって結構懐深い…っていうか、米澤さんの力技?

何も知らないで本を開いたらニ段組…
しかもカタカナの名前が飛び交う。
ちょっと腰引け気味の読書でした。
いろいろ考えるの嫌になって、筋を追う読書になったような気が。
米澤さんらしい黒い部分もそこかしこに散っておりました。
面白かったけど、ちょっと疲れた。
|  ◆米澤穂信 | 18:37 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
ふたりの距離の概算
評価:
米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,470
(2010-06-26)

JUGEMテーマ:読書
米澤穂信、青春ミステリーの傑作シリーズ〈古典部〉最新作!

春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する!

角川書店HPより

久々の〈古典部〉シリーズ。
学年が変わり、春になって、〈ホータロー〉が勧誘活動してる!(似合わん!)というのに衝撃をうけつつ、そもそも古典部って何する部活やっけ?とかちょっと思ってしまいました。
読み進めても、活動内容が全然わからん…
そういう部活だったな、と納得。

さてさて。
お話は構成が楽しかったです。
確かに20キロ、ただ走るには長すぎますね。
走りながら〈ホータロー〉が考えることといえば、進級してからこっちのささいなあれこれ。
後ろから走ってくる人たちのお話で推理がすすんでいくんですが、走りながらも、いつもどおりこまこまとした事をこねくり回せる〈ホータロー〉はすごいというか、やっぱり変だ。

古典部の面々と〈ホータロー〉の関係、雰囲気がよかったです。
〈ホータロー〉、私が持ってたイメージより、意外と普通に高校生してる…
お誕生会って(笑)

結局〈大日向〉はああいうことになっちゃって、なんだか残念。
それにしても、〈ホータロー〉と〈千反田〉ってどうなのさ。
「わたし、気になります」
|  ◆米澤穂信 | 19:48 | comments(4) | trackbacks(3) | pookmark |
儚い羊たちの祝宴
評価:
米澤 穂信
新潮社
¥ 1,470
(2008-11)
JUGEMテーマ:読書

これぞ、究極のどんでん返し! あらゆる予想は、最後の最後で覆される。

ミステリの醍醐味と言えば、終盤のどんでん返し。中でも、「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」と呼ばれる、ラストで鮮やかに真相を引っ繰り返す技は、短編の華であり至難の業でもある。本書は、その更に上をいく、「ラスト一行の衝撃」に徹底的に拘った連作集。古今東西、短編集は数あれど、収録作すべてがラスト一行で落ちるミステリは本書だけ!
新潮社HPより

ふ〜ん。
「ラスト一行の衝撃」に徹底的に拘った連作集、だったのか。
そんなどんでん返しやったかなあ。うまいとは思ったけど。

米澤さんには、『春期限定いちごタルト事件』(創元推理文庫)みたいな、可愛い顔して結構…みたいな作品もあるけど、これは、はっきり黒い作品集でした。
米澤作品の中ではかなりわかりやすいのでは?

それぞれの作品に共通して出てくる、読書サークル「バベルの会」がいろんな意味で、なかなか嫌な感じです。
本の話題もそこかしこに。コネタとかあるのかな?わかんなかった。
私はミーハー読書だからなあ。残念です。

個人的には一見黒くない米澤作品の方が、らしくって好きかも。
これはこれで楽しめましたが。
|  ◆米澤穂信 | 22:26 | comments(8) | trackbacks(5) | pookmark |
インシテミル
バイト雑誌を立ち読みしていたビンボー大学生・結城は、ひとりの少女から声をかけられて……。この夏、鮮烈なミステリーがはじまる

結城理久彦は、車がほしかった。須和名祥子は、「滞って」いた。
オカネが欲しいふたりは、時給11万2000円也の怪しげな実験モニターに応募。こうして集まった12人の被験者たちは、館の地階に7日間、閉じ込められることに。
さて。あとはご想像どおりミステリーの定法に則って、ひとり、またひとりと謎の死を遂げていくわけです、が……。
「屈折」を描かせたら当代随一の著者だけに、普通で終わるはずはありません。とにかくひねくれ、異様なほどに鮮烈で、無類に面白いミステリーになりました。
文藝春秋HPより

久しぶりに本の感想を。

巻頭に館の図面。
おっと、館ものっすか?と読み進めてたら、どうもストレートにミステリぽい作品ではないですか。クローズドサークルものです。
というわけで大変面白かったです。
どうなることかと一気読み。

それぞれの思惑が交差して興味深い。
「ルール」ゲームっぽいですが(実際ゲームみたいなもんか)、これのおかげでいろいろ起こってなるほどという感じでした。
細かいところもミステリ好きにはたまりませんね。
私にはよくわからん仕掛けもあって(読んでないから)、ちょっと悔しい…
ミス研の人とかは盛り上がりそうですね。うらやましい。

最初の図面で嫌な予感がしてたんだけど、登場人物が多いのにはちょっと参った。
いけるかな?と思って読んだけど、結局登場人物表を書くはめに。
しかし書くと整理されて人物表いらなくなるねんなあ…まあいいねんけど。
海外小説よりは全然まし!か。

それにしてもなんで表紙が西島大介?好きだけど、なんとなくイメージが…
評価:
米澤 穂信
文藝春秋
¥ 1,680
(2007-08)

|  ◆米澤穂信 | 23:38 | comments(7) | trackbacks(6) | pookmark |
ボトルネック
ボトルネック

『ボトルネック』米澤穂信(新潮社)

噂の、問題作です。
なるほど、これはすごいわ。最後とかかなり衝撃的でした。びっくりした。
二年前に死んだ恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、バランスを崩して崖から落ちてしまった……はずだった。が、気づけば見慣れた場所にいた。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられる。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。新鋭が容赦ない筆致で描く、等身大の「青春」ミステリ。
新潮社HPより

相性の問題か私の読者としての限界かよくわかりませんが、ところどころひっかかるところがあってのめりこむまでにはいたりませんでした(思うに、どうも謎解き役の人が駄目なんですね…私が共感できないというか理解できない反応をするというか。読んでてキャラクターが揺らぐ感じがするというか。って私こそ意味わかりませんね。で今回もお姉さんの反応がちょっと)。

というわけですごいなあ、とは思うけど割と私は冷静(なはず)。

かなり痛々しいお話です。哀しい。
絶望というか、もってかれる人いるんじゃないかな、とかちょっと心配してしまう。
私は良い終わり方だったと思ってるんですが、いろんな受け止め方があると思います。
ちなみに、私はねえ、実は希望を感じた。感じたかったのかな?わからんけど。

タイトル、すごいです。意味がわかったときはここまでやるか思った。
衝撃作であることは間違いなかったです。はい。
|  ◆米澤穂信 | 20:06 | comments(8) | trackbacks(8) | pookmark |
さよなら妖精
さよなら妖精
さよなら妖精
米澤 穂信

『さよなら妖精』米澤穂信(東京創元社)

タイトルでなんとなくファンタジーぽいのを想像してました…途中まできっともうすぐそういう展開になるに違いない、と。
なんか最近こんなん多いな。
またもや全く違う話でした。

で。そういうところも理由なのかもしれませんが、いまいち良さがわからんまま終わってしまいました。評判が良いようだったので楽しみにしてたのだけど。

ジャンル的には日常の謎なのでしょうけど、謎解きにいまいち納得いかないし、謎掛け自体がいまひとつピンと来ない。ラストも感動…する人もいるのでしょうけど…

まあとにかく私はこれは駄目だったです。そういう意味ではこの作家の書く探偵役はあんまり好みじゃないかもしれんなあと気付いた1冊でした。
|  ◆米澤穂信 | 17:40 | comments(2) | trackbacks(2) | pookmark |
夏期限定トロピカルパフェ事件
夏期限定トロピカルパフェ事件
夏期限定トロピカルパフェ事件
米澤 穂信

ものすごく、眠い。し、寝ても疲れが取れない…寄る年波には勝てません…いやあ、本当に体力なくなったなあ。
今日は道にも迷うし…またかよ。

『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信(東京創元社)

まあ、可愛い。
『春期限定いちごタルト事件』の続編です。

表紙のやわらかい絵そのままの、なんともほんわかさせてくれるお話。小説のなかではヒロインのことかなかなか激しいことしてるのに、なんでほんわかなんでしょうかね。

主人公とヒロインと主人公の幼馴染の関係がいい感じで、ココがすごくいいとか言うよりは、さらさら読める感じが気持ちいい。
謎解きもそんな凝ったもんでないし、肩の力を抜いて楽しめる本です。
キャラもいい味出してるし。

このシリーズのポイントのひとつにスイーツがあると思うんですが、甘いものがそれほど好きでない(小鳩ちゃんは十分甘い物好き!そんな暑いさなかにあまいもんめぐりなんて考えただけで恐ろしい)わたくしにはそれほどそそられない…それが少し残念です。ごはんシーンが好きなので。

ところで、この作品。
ちょっと意外な結末をむかえております。この先、どーなんの?
やっぱり秋季限定…を待たなきゃダメなのかな?

さらにところでですが、この作品。
ひとつの長編だと思って読んでたんですが、中の2章ほどは短編として発表されてたのですね。違和感なくてびっくり。

面白かったし、楽チン読書でよかったです。
|  ◆米澤穂信 | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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