ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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竜が最後に帰る場所
評価:
恒川 光太郎
講談社
¥ 1,575
(2010-09-17)

JUGEMテーマ:読書 
風を、迷いを、闇夜を、鳥を。
著者はわずか5編の物語で、世界の全部を解放してしまった。
闇の中から一歩、また一歩と光射す方へ誘われる、「夜市」の著者の新たな到達点にして最高傑作。

この世に潜むものたちを、5つの物語で誘い出す――。
――私たちは私たちだけ? ――進むってどこに行くの? どこに行けばいいの? シンは少し考えてからいった。――<竜が最後に帰る場所>よ。
講談社HPより

楽しみにしてた恒川さんの新刊。
読んでから結構たっちゃいましたが(^_^;)

後半のお話のが好きでした。
「夜行の冬」
このあやしい雰囲気とぞくりとくる感じが素敵です。
なにげに過酷。というかものすごく過酷?
どこまでもいつまでも続いているのだろうなあと思うとやっぱり怖いかも。
いろいろ知りながら、それでも歩いてしまいそうな気持ちになるのが、一番怖かったり。

「鸚鵡幻想曲」
偽装集合体を解放するという設定がなんともいえません。
虫の集合体ってのが、ぞぞときます。
てんとう虫のポストとか、蟻の携帯電話とか。
怖いもの見たさ。

表題作につながる「ゴロンド」は何やらかわいらしいお話だったような気がします。

たっぷり恒川ワールドを堪能できて、満足。
個人的にはやっぱりこういう短編集が好きです。
|  ◆恒川光太郎 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
草祭
評価:
恒川 光太郎
新潮社
¥ 1,575
(2008-11)
JUGEMテーマ:読書

遠くで怪物が、もおん、と鳴く。あれは夫を殺した男の影――あるいは、私の?

ひっそりとした路地の奥、見知らぬ用水路をたどった先。どこかで異界への扉が開く町「美奥」。その場所は心を凍らせる悲しみも、身を焦がす怒りさえも、静かにゆっくりと溶かしてゆく。消えたクラスメイトを探す雄也、過去から逃げ続けてきた加奈江……人びとの記憶に刻まれた不思議な死と再生の物語を注目の気鋭が綴る。
新潮社HPより

やっぱり惹かれる恒川ワールド。
「美奥」という土地で起こるあれこれを描いた連作短編集。
よ〜く考えるとちょっと怖い世界だったりするんだけど、知らない間に取り込まれてるみたいな。
いつの間にか違和感感じずそこにいる。

どれも好きなんですが、「屋根猩猩」というお話がお気に入り。
私も少しの間なら町の守り神になりたい??
高所恐怖症なので普通なら屋根歩き回るとか無理ですが…(^_^;)

後は「天化の宿」の〈天下〉が気になりました。やってみたい…

|  ◆恒川光太郎 | 23:05 | comments(7) | trackbacks(4) | pookmark |
秋の牢獄
評価:
恒川 光太郎
角川書店
¥ 1,470
(2007-11)
JUGEMテーマ:読書

11月7日、水曜日。女子大生の藍は、秋のこの一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人……。何のために11月7日は繰り返されているのか。この繰り返しに終わりは訪れるのか?
角川書店HPより

面白かった。表題作を含む三つの短編集。

この人の作品は三作目だけれども、どれも雰囲気がすごくいい。
ちょっと怖い話もありましたけど、嫌な気分には全くならず、ちょっと心惹かれたりして…

どれも良くって甲乙つけがたい。

「秋の牢獄」。囚われた人たちが最後にたどり着くところが、悲しいようなかっこいいような。
ラストのああいう潔さはやっぱりかっこいいかな。覚悟を決めた人は美しい。

「神家没落」はおうち好きなのでちょっと心惹かれるところも…
水がとてもおいしそうで、一度飲んでみたいです。
そして好きな人とかとずっといたらあかんのかね??と裏ワザ?を考えてみたり(今思いついたんやけど)。

「幻は夜に成長する」はこの中では一番怖い系の話でした。
異能の力を持った少女のお話。

う〜ん。次作もとっても楽しみです。
|  ◆恒川光太郎 | 19:02 | comments(13) | trackbacks(5) | pookmark |
雷の季節の終わりに
雷の季節の終わりに

『雷の季節の終わりに』恒川光太郎(角川書店)
現世から隠れて存在する小さな町・穏で暮らす少年・賢也。彼にはかつて一緒に暮らしていた姉がいた。しかし、姉はある年の雷の季節に行方不明になってしまう。姉の失踪と同時に、賢也は「風わいわい」という物の怪に取り憑かれる。風わいわいは姉を失った賢也を励ましてくれたが、穏では「風わいわい憑き」は忌み嫌われるため、賢也はその存在を隠し続けていた。賢也の穏での生活は、突然に断ち切られる。ある秘密を知ってしまった賢也は、穏を追われる羽目になったのだ。風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは―?透明感あふれる筆致と、読者の魂をつかむ圧倒的な描写力。『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞した恒川光太郎、待望の受賞第一作。
「BOOK」データベースより

デビュー作『夜市』がすごく印象的で、ちょっと楽しみにしてた本。
前作も美しい装丁でしたが今回もすごい綺麗。
期待を裏切らない出来です。すごく良かった。

こことは少し違う場所。でもそこは本当にありそうで、描き出された世界にのめり込んでしまいました。
なんかね、空気が違う感じ。色とか、匂いとか、温度とか。

雷、ってのはよく効いたた気がします。
不思議な世界とかがちゃんと想像できて、著者の描く世界に圧倒されました。すごいです。

〈風わいわい〉、なんか良かったな。
主人公との会話とか繋がり方が良い塩梅でした。

ラストの場面も印象的で、その後どうなるんだろうとかいろいろ想像したりしました。

しかし、そういえばあの大学生はなんだったんでしょうね…
|  ◆恒川光太郎 | 23:14 | comments(10) | trackbacks(4) | pookmark |

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