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本の感想と日々のできごと

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群青
評価:
宮木 あや子
小学館
¥ 1,365
(2008-09-30)
JUGEMテーマ:読書

離島の女と男をめぐる生と死と再生の物語

長澤まさみ主演映画「群青」(2009年全国公開予定)の原作小説。離島に生まれた無垢な少女が、ある事件をきっかけに人生を放棄し、ある奇跡を機に再生する人間ドラマ。 ピアニストの由起子は、病気療養のために訪れた沖縄の離島で漁師の龍二に出会い、恋に落ち、やがて身籠もる。しかし、娘・凉子を産んだ後、由起子は他界。凉子は美しく成長し、やがて幼なじみの漁師・一也と愛し合うようになるが、一也は結婚に反対する龍二に自分を認めてもらいたいがために漁師のプライドを賭けて深く海に潜り、帰らぬ人となってしまう。最愛の人を失った凉子はショックで心を病み、島を訪れる男たちに夜な夜な抱かれるようになるが――。 発表作が次々と話題になる若手女性作家が沖縄の自然を背景に官能的に描くラブストーリー。
小学館HPより

映画の原作、宮木あや子、『群青』というタイトルで、てっきり沖縄戦のお話と思ってたです。違いました。
沖縄の離島、南風原島を舞台にした親子2代、三部作?

一話目「紺碧」は病気で余命わずかと宣告されたピアニスト〈由起子〉と島の漁師〈龍二〉のお話。続く二話目からは、二人の娘〈涼子〉のお話。

読んでてちょっとページが足りなかったのかなあって思いました。
全体的に登場人物たちの心理描写がもっと突っ込んで書いてあっても良かったかなあ。
特に〈涼子〉が心を病むに到るまでとかちょっと弱い感じがします。
なんかいきなり…
読んでてちょっと物足りない気がしました。そこまでのめり込めなくて、残念。もったいない。

いつもどおり官能描写もありありで、長澤まさみ、だいじょぶかな?と思ったり。
沖縄の海が美しく、なんだかいろいろ色鮮やかな作品ではありました。
|  ◆宮木あや子 | 21:22 | comments(5) | trackbacks(2) | pookmark |
白蝶花
評価:
宮木 あや子
新潮社
¥ 1,470
(2008-02)
JUGEMテーマ:読書

抱いて。ずっと忘れないように――戦中の日本で恋に命をかけた女たちを描く純愛ロマン。

昭和十九年、福岡県知事の屋敷に奉公にきた少女・千恵子。書生の政吉と恋に落ち初めて結ばれた途端、政吉は徴兵されてしまい……千恵子の波乱に満ちた人生を中心に、戦前・戦中・戦後の激動の日本で、それぞれの愛を貫き通した5人の女たちが織りなす恋物語。デビュー作『花宵道中』で圧倒的支持を得た著者による注目の最新作!
新潮社HPより

やっぱり宮木さん、すごいかも。
装丁もいい感じです。美しい。

5人の女性の恋愛を描いた連作短編集(書き下ろしの分は結構たっぷり)。
女性がまだまだ不自由だったころのお話です。
でもそんな中でも彼女たちは、強くしなやかに生きて、命がけの恋をしてる。

障害があるから、明日がわからないから、あそこまで情熱的になれるんだろうか。
それぞれの女性の思いは激情といってもよくって、強い気持ちに引きずられることもありました。
まさに恋する女は美しいってやつで、その瞬間はちょっと怖いほど輝いているように思えたり。

個人的には短い話の方が好きで、もうちょっと分量があっても良かったかなと思った。
特に〈菊代〉と〈雛代〉はもうちょっと読みたかったかな…

有川浩さんの劇甘ラブとは対極にある、影がある恋愛。
どちらも好きです。
そしてやっぱり男性がどう思うのかは気になるところ…
|  ◆宮木あや子 | 19:17 | comments(14) | trackbacks(5) | pookmark |
雨の塔
評価:
宮木 あや子
集英社
¥ 1,260
(2007-11)
JUGEMテーマ:読書

四人の少女たちが織りなす愛と孤独の物語
資産家の娘だけが入れる特別な学校に「捨てられた」四人の少女たち。閉じた空間で生まれる愛情、執着、嫉妬。濃密で危うい感情の行く先は――。大人のための“少女小説”。
集英社HPより

デビュー作『花宵道中』(新潮社)(感想はこちら)が大変面白かったので、楽しみにしてた著者の第二作目であります。
なかなか雰囲気のあるお話でした。
装丁どおりの?乙女な小説。

上流階級?の娘が世間から隔離されるように放り込まれる全寮制女子校(はじめ高校と思ってたら大学のような)。
外部から送られてくる荷物やら手紙は検閲を受け、ファッション雑誌は手に入っても「Newsweek」は手に入らない。町には食べものや洋服はいくらでもあるけれど、寮にテレビはない。
そんな風に閉ざされた学校で暮らす4人の少女の物語。

なんというか場所もそうなんだけど、それ以上に4人の関係が息苦しく感じた。
取り残されたような場所で、何も変わらずに暮らせていけそうな4人なのに、それぞれの思いが重苦しく、だんだんと変わらざるをえないのが切ない。
後半だんだんと少女たちが壊れていってどうなることかと思いましたが、ラストはちょっと救われました。

2月にはまた新刊が出るようです。そちらも楽しみ。
|  ◆宮木あや子 | 18:22 | comments(12) | trackbacks(4) | pookmark |
花宵道中
評価:
宮木 あや子
新潮社
¥ 1,470
(2007-02-21)
江戸末期の新吉原で、叶わぬ恋に咲いては散りゆく遊女たち。恋する男の目前で客に抱かれる朝霧、初見世に恐怖と嫌悪を抱く茜、自分を捨てた父に客と女郎として対峙した霧里、一生恋はしないと誓いながらもその衝動に抗いきれなかった八津……芳醇な色香を放ち、甘美な切なさに心が濡れる官能純愛絵巻。
新潮社HPより

第5回 R−18文学賞 大賞・読者賞受賞作品。
あちらこちらでなかなか評判が良かったので気になってたのですがようやく読むことができました。

思ったよりも官能度が高くてビックリ(R18大賞って全部読んでるわけじゃないですが、Hをあっけらかんと書いてるという印象で官能的というイメージではなかったので)。朝の通勤読書にはあんまり向いてなかったですたらーっ

でもすごく良かったです。
心が痛くなる物語。切なくて哀しい。

連作短編集になってるんですが、それぞれが絶妙に繋がっていてひとつの物語になってました。構成力がすごい。

表題作と『青花牡丹』はセットになってるんですが、これがもう素晴らしい。因果です。本当に切ない。
あと『十六夜時雨』もすごく泣いてしまいました。

なんというかやっぱり女性のための恋愛小説。
吉原とかってあんまりよく知らんかったけどそのへんのことにも興味がわきました。

女の人におすすめ。

そして次はどんなお話を書くんだろう?
すごく楽しみです。
|  ◆宮木あや子 | 23:20 | comments(10) | trackbacks(2) | pookmark |

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