ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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鍵のかかった部屋
評価:
貴志 祐介
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,680
(2011-07-26)

JUGEMテーマ:読書 
著者がしかけた4つの超絶密室トリック、貴方は解くことができるか!?

防犯コンサルタント(本職は泥棒?)・榎本と弁護士・純子のコンビが、4つの超絶密室トリックに挑む。表題作ほか「佇む男」「歪んだ箱」「密室劇場」を収録。防犯探偵・榎本シリーズ、待望の最新刊登場!
角川書店HPより

今年はなんだか貴志さん、新刊多いですね。びっくり。
意外と結構続いてる防犯コンサルタントのシリーズは、今回もトリック重視。なかなか面白かったです。

あんまり好きじゃないと思ってた〈純子〉が、なぜかそれほど嫌じゃなかった。慣れてきたのかな?ちょっと不思議。
毎回思うんだけど、防犯のあれこれは興味深いというか、恐ろしいです。
それ以外は…特に心に響くものがないというか…あれ???ミステリ的にはわりと好きなんだけどな。
このシリーズは前作もこんな感じの読後感だったような。
それにしても最後の「密室劇場」、なんだったんだろう…
あれで終わられたからガクッときたのかも。
|  ◆貴志祐介 | 18:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
悪の教典 下
評価:
貴志 祐介
文藝春秋
¥ 1,800
(2010-07-29)

JUGEMテーマ:読書 
「思考」は殺され、「記憶」は見つめつづける――

とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー

「俺には感情がないらしいんだ」。生徒からの絶大な人気を誇り、職員室やPTAの間でも信頼の厚い教師、蓮実聖司(はすみ・せいじ)。好青年の貌(かお)をもち、高いIQを誇る蓮実の正体は、決定的に他者への共感能力に欠けた反社会性人格障害(サイコパス)だった――。暴力生徒やモンスターペアレント、集団カンニングに、淫行教師。現代の学校が抱える病理を自らも内包する私立学園に起きた惨劇とは。ピカレスクロマンの輝きを秘めた、狂気と戦慄のサイコ・ホラーの誕生です。(OY)
文藝春秋HPより

あらすじからネタバレですが、いいのかな。
まあこれを書かないと何も書けなくなってしまうんですが…
というわけで、以下ネタバレありです。



学校が舞台ということで、登場人物がわんさか。
生徒もいっぱい、先生もいっぱい。
読み出して早々、これはいかんとメモを取りながらの読書(と思ったら、上巻のラストで、実はHPから生徒の名簿がダウンロードできるらしい…そういうことは早く言ってくれ→文藝春秋 | 貴志祐介 『悪の教典』特設サイト)。
長いけど続きが気になって一気読みでした。

明るく爽やかで生徒からも周りの先生たちからも信頼されてる〈蓮見〉。
授業風景とか生徒とかのやり取りとか、胡散臭く感じるところもあるんだけど、裏側で何考えてようと表向きはええ先生なんだろうなあ、と思ってたらその裏側がただことではなかった。
学校内でいろんな問題が起こるんだけど、問題解決のためには手段を選ばない。
普通なら躊躇してしまう手段を、何の疑問も持たず効率重視であっさり実行。
その手際も鮮やかなもんで、お見事という感じで。
あんまりも爽やかにやられるもんで、それが「悪」という印象が薄れてしまいました。
おそろしや…

上巻はそれでもわりと静かな雰囲気。
この先どうなるのかしら、ドキドキと思ってたら、下巻はびっくりの大量虐殺でした。

ただこの虐殺、あんまり〈蓮見〉らしくないというか。
上巻でもバッサバッサやってましたが、やり方がそれなりにスマートだったんです。
でも下巻のはかなり綱渡りだった気が。やっぱり急だったから?
銃があったせいかなんだか単調だったし…

〈蓮見〉って、いろいろ画策とかするんですけど、他の部分は結構普通?です。
ほとんどの動機が幼稚なので、その大きなギャップが気持ち悪い。
そんなことで殺してしまうの?と。
頭いいんだから他に方法思いつくやろと思うんだけど、そうじゃないんだなあ。
個人的にはアメリカの上司との戦いも見てみたかったような。

ラストは結構衝撃。死んでないなら復活もあるのか。
生き残った子供たちは他の人の分までとか言ってるんだけど、そんな場合じゃないだろうなあ。
強烈過ぎてとても立ち直れなさそう。

ところどころで現れる烏が不気味です。
|  ◆貴志祐介 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
悪の教典 上
評価:
貴志 祐介
文藝春秋
¥ 1,800
(2010-07-29)

JUGEMテーマ:読書
 「思考」は殺され、「記憶」は見つめつづける――

とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー

「俺には感情がないらしいんだ」。生徒からの絶大な人気を誇り、職員室やPTAの間でも信頼の厚い教師、蓮実聖司(はすみ・せいじ)。好青年の貌(かお)をもち、高いIQを誇る蓮実の正体は、決定的に他者への共感能力に欠けた反社会性人格障害(サイコパス)だった――。暴力生徒やモンスターペアレント、集団カンニングに、淫行教師。現代の学校が抱える病理を自らも内包する私立学園に起きた惨劇とは。ピカレスクロマンの輝きを秘めた、狂気と戦慄のサイコ・ホラーの誕生です。(OY)
文藝春秋HPより

楽しみにしてた貴志さんの新刊です。
感想は下巻で。
|  ◆貴志祐介 | 21:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
狐火の家
評価:
貴志 祐介
角川書店
¥ 1,575
(2008-03)
JUGEMテーマ:読書

弁護士 純子と防犯探偵 榎本が活躍する『硝子のハンマー』シリーズ第二弾!
『硝子のハンマー』(日本推理作家協会賞)から4年。弁護士純子&防犯探偵榎本堂々のカムバック

ますますヒートアップ!ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ
青砥純子・・・・・・本邦初!密室専門(?)の天然系女性刑事弁護士
榎本径・・・・・・・・・ナゾの防犯ショップ店長(本職は泥棒とも)
こんな密室を待っていた。
角川書店HPより

この本読んだときは、画像が出てなくてビックリしてたんですが、寝かせてる間に画像が来た!ラッキー?

表題作が一番良かったです。
あとのは…どうだろ?
前作からなんとなく要素はあると感じてたんですが、キャラのせいかだんだんコメディ色が強くなってきてそれが個人的にはちょっと不満だった。
最後のなんか、完全にバカミスやし…
短編集だしいろいろあってもいいと思いますが、ちょっと肩透かしだったかな。

貴志さんには、やっぱりちょっと影のある作品を期待してしまいます。
人の内側に踏み込んだ描写がいいので、そうなると短編ではちょっと難しいかも。
次は長編がいいなあ。
長すぎてもついていきます♪
|  ◆貴志祐介 | 20:48 | comments(4) | trackbacks(2) | pookmark |
硝子のハンマー
JUGEMテーマ:読書

防犯探偵が暴く密室トリック!
日本推理作家協会賞受賞作
巻末に法月綸太郎氏による、貴志祐介特別ロング・インタビューを収録

日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて・・・・・・。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。
角川書店HPより

例によって復習のつもりだったんですが、実は読んでなかったというオチ…(^_^;)途中まで読んだような気がしなくもなかったり?
それにしても、長かった…
(というのも、実は新刊を図書館で借りてたんですが、返却期限の関係でこちらは1章を読んで登場人物を把握できたしと、新刊に。その後しばらくして放置してから2章目読みました。だから随分時間かかっちゃって…)

しかし、面白かったです。
まず、主人公コンビはキャラが立ってていい。
防犯関係のいろいろは興味深いし、恐ろしい…ちゃんとせねばって思う一方で、どうすればいいのか悩むところです。
弁護士〈純子〉は個人的にはあんまり好きなタイプのヒロインじゃないんだけど、〈榎本〉は結構好きかな。

しかしこの本はやっぱり2章。
犯人が殺人を犯すまでに追い込まれていく様子が、すごい。
こっちだけでも一作品として成立しそうです。
犯罪計画の方も相当緻密で、こりゃわからんって思いました。

ラストちょっとあっさりな気がしましたが、仕方ないのかな。
悲しいんだけど、余韻は悪くなかったです。
|  ◆貴志祐介 | 21:25 | comments(2) | trackbacks(3) | pookmark |
新世界より 下
評価:
貴志 祐介
講談社
¥ 1,995
(2008-01-24)
JUGEMテーマ:読書

見せかけの平和がいま崩れる。
人類が手にしたのは、神の力か、悪魔の力か。
空前絶後のエンターテインメント、ついに佳境!

八丁標の外に出てはいけない――悪鬼と業魔から町を守るために、大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。
新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。少女は、決死の冒険に身を投じる。
講談社HPより

下巻です。

上巻の事は何もなかったかのように入る冒頭。
管理社会ってこういうことなのね…と思いつつ、あっさりとまた幼なじみ?たちとの別れが(それにしても〈守〉の存在って…)。
嫌〜な雰囲気を残したまま、〈早紀〉も大人に。

ここからは怒涛の展開。
どうしてもネタバレになるんですが…(^_^;)

バトルシーンは面白かったです。
「呪力」で押さえつけようとする人間、知恵を駆使して死をも厭わず攻めてくる異形の者。
巨大な「呪力」を持つという、〈鏑木肆星〉はともかく〈日野光風〉なんかやばすぎ…
こうやって書くとどちらが悪者に見えるかって、ねえ??

最終兵器がどうもせこかったり、あの人たちはどうなったの?とかいろいろ突っ込みどころもあるんだけど、ともかく終盤は息をつかせぬ展開で一気読み。

ラストはそうなんだろうなあという感じだったので驚きはありませんでしたが、考えることはありました。

思い返してみれば人間より、そのほかが魅力的な物語でした。
|  ◆貴志祐介 | 20:03 | comments(4) | trackbacks(1) | pookmark |
新世界より 上
評価:
貴志 祐介
講談社
¥ 1,995
(2008-01-24)
JUGEMテーマ:読書

ここは汚れなき理想郷のはずだった。
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。
いつわりの共同体が隠しているものとは――。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!
講談社HPより

長い長い。SF長編。上下巻で約1100P。
ぐいぐい読ませるのでそれほど長さは感じませんが、重さは感じます…本が重くって大変…(^_^;)

しかし、やっぱり面白かったです。
きっちりと作りこまれた世界、そこで繰り広げられる冒険。
今回は、上下巻感想を分けてみました。

1000年後の日本。
人々はみんな「呪力」とよばれる超能力を持ち、日常生活でもごく普通にその力は用いられている。
美しく平和な小さな町で、大半の大人は教育関係の職につき子どもたちは大切に育てられているが、時々化け物に消されるという噂もあったり。

上巻は語り手である〈早紀〉の子ども時代のお話。
学校で起こるあれこれが主だが、大人たちが隠すこの世界のあれこれが徐々に明らかになっていく。

学校での「呪力」のお勉強も面白いんだけど、夏季キャンプのとこからはもう目が離せなくなりました。
町の境界八町標(はっちょうじめ)の向こう側で出会う異形のイキモノたち。
特に、〈ミノシロモドキ〉には心奪われました。

大人たちが恐れる〈悪鬼〉〈業魔〉とは何なのか?
物語としてはどこへ行くの〜と思いつつ、切ないラストを振り切り下巻へ。
|  ◆貴志祐介 | 20:02 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

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