ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

ご訪問ありがとうございます。
TB・コメント大歓迎です♪(記事と関係ないものは削除させていただきます)
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
声出していこう
評価:
朝倉 かすみ
光文社
¥ 1,575
(2010-08-19)

JUGEMテーマ:読書 
通り魔事件発生! 犯人、捕まらず! 

非常事態なのに、
ここの住民たちがひねもす考えていることといったら……。

未解決事件があった街の人々の「つぶやき」がすれ違ったとき、
心のドラマが走り出す。

茂森正則(13)
冷静沈着キャラを通すためアイスのふたの裏を舐めないようにしている男子中学生。

辻村有紀子(17) 
憧れの作家が近所に住んでいるのを知り、会いに行く決意をする女子高生。

最上幹基(20) 
将来、弁護士になりたいが勉強する気ゼロの家業手伝い兼自宅浪人。自称モテ男。

安西奈緒美(30) 
同居の「カワイイ」義母と釣り合わせるため「さばさば」した嫁を演ずる女子事務員。

工藤泰介(46) 
四歳で世界中の国旗と国名と首都を言えたことが心のよりどころの喫茶店マスター。独身。

倉持のぶ子(50) 
「ドラッグストアでどうかと思うくらいまじめに働いています」(本人の弁)。バツイチ。
光文社HPより

通り魔事件の起こった街に住む人たちが描かれる連作短編集。
前のお話の最後のひとこと(一行?)が次の作品の冒頭になってて、しりとりみたいにつながってます。
主人公が交代するので、使われるシチュエーションが違って、お芝居とかでパン!って場面が変わるみたいな雰囲気。面白い。

なんとなく冴えない毎日を送ってる人たち。
特に何があるというわけでもないんだけど、なんだかおかしかったです。
お話中で何かが大きく変わるというわけでもなくて。

五番目に登場する喫茶店のマスターが特にあほで印象に残りました。
なんだかとっても、とほほな人です。
もっとちゃんとして!って言いたくなっちゃった。

鶴巻美容室のゲイのふたりがちょろちょろ出てくるんですが、いい味出してました。
美容室の話も面白そう…
|  ◆朝倉かすみ | 17:57 | comments(3) | trackbacks(1) | pookmark |
エンジョイしなけりゃ意味ないね
JUGEMテーマ:読書

会社ってコントみたいだ、と思う。そして、ショー・マスト・ゴー・オン!辞めるまで舞台から降りることはできない。ふかくうなずき、わらい、ほろっと泣ける――注目の作家の痛快OL小説。
 幻冬舎HPより

フツーのOLのフツーの日常を描く短編集。
いわゆるOLをやったことないので、共感するという感じではなかったのですが、結構楽しく読めました。
ってか、朝倉さんが書くと、あんまりフツーらしく感じられないんですが…。
ちょっとずれてますよね??
文体とかリズムが独特で、面白い。
これからもチェックしていきたい作家さんです。
|  ◆朝倉かすみ | 22:29 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
夫婦一年生
評価:
朝倉 かすみ
小学館
¥ 1,260
(2008-07-31)
JUGEMテーマ:読書

心がほっこり温まる愛にあふれた新婚小説!

結婚したばかりの青葉と朔郎、「夫婦一年生」カップルの日常を描いた新婚小説。 (1)「コンビニでの出会い〜新婚旅行」編、(2)「ドタバタ料理修行」編、(3)「緊張のご近所付き合い〜自宅で書道教室はじめました」編、(4)「もしも3億円が当たったら・宝くじ妄想」編、(5)「はじめての来客・ダンナのご両親をおもてなし」編、(6)「風邪のダンナを看病〜待望の赤ちゃんができました」編。心がほっこり温まる愛にあふれた6編。――申し訳ないけど、幸せです! 装画はJR「Suica」のイラストで大人気の坂崎千春氏による描き下ろし。朝倉かすみとのコラボ・4コマ漫画つき!
小学館HPより

可愛らしい話。
各章の冒頭にある4コマ漫画、いいです。もっと読みたいって思いました。

新婚小説、ということで、なんだかんだ結局自分の当時の事をいろいろ思い出したりしました。
新生活の始まりって、友達の話とか聞いててもそうだけど、みんなおんなじこと思うんだなあ…

主人公の新妻、〈青葉〉がちょっと変な子で楽しかったです。
〈朔郎〉が〈青葉〉を選んだ理由ってのがわかる気がしました。あの理由は良かった。

新婚らしいバカップルぶりを微笑ましく眺めつつ、ほろりとくるところもあり、楽しく読めました。
幸せで良かったね!
私も幸せだよん、なんて(*^_^*)
|  ◆朝倉かすみ | 22:18 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
タイム屋文庫
評価:
朝倉 かすみ
マガジンハウス
¥ 1,575
(2008-05-22)
JUGEMテーマ:読書

時をまたいで仕掛けた
あの、恋のつづき。

亡くなった祖母の思い出がたっぷり染み込む家で、突然の思いつきで始めた「タイム屋文庫」。タイムトラベル専門の貸本屋というそのアイデアは、実はかつて置き去りにしてしまった恋のつづき。そこで彼女は、たった一人の客を待つつもりだったのだが……。
考えなしで抜け作の三十女が、心機一転をはかって繰り広げるロマンチックストーリー。どこか懐かしくて温かい、何度でも味わえる傑作です。
(すでにあちこちで噂になっている「タイム屋文庫」。その訳は本書にてどうぞお確かめください。きっと訪ねたくなりますよ)
マガジンハウスHPより

初恋の人に出会えるかも、とそれだけのために貸し本屋を開く。
えらいロマンチックな設定やな〜と思ったんですが、ぬるい雰囲気が全体的にただよって気持ちよさげです。
というのは、この本屋さん寝転んだりしていいみたいなんだけど、私こういうところは逆に落ち着けなさそうと思って。

三十女とは思えないくらい?行き当たりばったりな行動が、なぜか周りの人たちに支えられ、なんとなくうまくいってしまう…
こうやって書くとなんだかいけずみたいですが、別に嫌いなわけじゃないです。

個人的にはかっこよさげなのに頭の薄い〈樋渡〉が好きでした。
そして、さらに個人的には………(ネタバレなので以下続きから)
続きを読む >>
|  ◆朝倉かすみ | 21:49 | comments(8) | trackbacks(4) | pookmark |
田村はまだか
JUGEMテーマ:読書

深夜のバー。小学校クラス会の三次会。四十歳になる男女五人が友を待つ。大雪で列車が遅れ、クラス会に間に合わなかった「田村」を待つ。待ちながら各人の脳裏に浮かぶのは、過去に触れ合った印象深き人物たち。今の自分がこうなったのは、誰の影響なのだろう――。

それにつけても田村はまだか? 来いよ、田村。

人生にあきらめを覚え始めた世代のある一夜を、軽快な文体で描きながらもラストには怒濤の感動が待ち受ける傑作の誕生。
光文社HPより

うまい。
「田村はまだか」って、一緒に田村を待ってる気分になる。
待ってる間に交わされる彼のエピソードで、小学生の癖にちょっとかっちょいい田村に、ものすごく会いたくなった。

田村を待ってる同級生たちの思い出話もいい。
みんな、それぞれ年とってていろんな経験してる。それまでの人生が垣間見れて楽しい。
私も40歳くらいになってこういう風にみんなでお酒飲みながらおしゃべりできたら楽しそうやなあって思った。
バーのマスターもいい味。

終盤、遅刻してくる人がいると誰もが多分ちらっと考えることが現実のものとなって、え〜!と思ったけど、ラストがまあしみじみした感じだったので、セーフ?
でもあのエピソードはないほうが気持ちよく読めたなあ。
評価:
朝倉 かすみ
光文社
¥ 1,575
(2008-02-21)

|  ◆朝倉かすみ | 21:11 | comments(11) | trackbacks(6) | pookmark |
肝、焼ける
肝、焼ける
肝、焼ける
朝倉 かすみ

今日はお昼くらいから雨で、もう朝からだれだれの不毛な一日。たまにはこんな日もいいんやろうけど、もうこんな日ばっかりやし。

「肝、焼ける」朝倉かすみ(講談社)

 ★★★★

最初、すげえタイトルやなあと思って、ちょっと病気のはなしかと思ってた(笑)。春季カタルというタイトルの作品もあったし。
違いました。

小説現代新人賞受賞作を含む5作品の入った短編集。表題作が良かったです。なるほど肝焼けるねー。
7歳下の北海道に住む恋人のところに会いにゆくはなし。31歳の真穂子は、わたくしとは同年代なのでそれだけでなんか身近に感じてしまう。途中、銭湯に入ったりすし屋に一人で入ったりして恋人の御堂君の部屋をたずねていくのだけれども、そこここでの土地の人たちとの交流とかがよい。いろいろ考えていらいらしたり、むかついたりして、たまにそれを口に出したりするんやけど、すぐ後悔してみたりして。ぼやぼや考えてることがすごくわかる。そうやんなあ、腹立つよねえ。なんやこいつとか思うよね。自分の事を棚に上げて。
恋人との関係もそんなで、なんかじりじりした感じがいい。

言葉遣いとか、ひらがなの使い方とかちょっとひっかかったところがあって(悪い意味でなく)なんか変な気分のする読書だった。
|  ◆朝倉かすみ | 15:44 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |

CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
昨夜のカレー、明日のパン
昨夜のカレー、明日のパン (JUGEMレビュー »)
木皿 泉
2013年のお気に入り。
RECOMMEND
あと少し、もう少し
あと少し、もう少し (JUGEMレビュー »)
瀬尾 まいこ
2012年のお気に入り。
RECOMMEND
64(ロクヨン)
64(ロクヨン) (JUGEMレビュー »)
横山 秀夫
2012年の5つ星。
久々に読めて嬉しかった。
RECOMMEND
([お]7-7)てのひらの父 (ポプラ文庫)
([お]7-7)てのひらの父 (ポプラ文庫) (JUGEMレビュー »)
大沼 紀子
2011年のお気に入り。
随分違う装丁になりましたが文庫になってます。
RECOMMEND
小暮写眞館(上) (講談社文庫)
小暮写眞館(上) (講談社文庫) (JUGEMレビュー »)
宮部 みゆき
2010年の5つ星
文庫になっております。
RECOMMEND
RECOMMEND
天地明察(上) (角川文庫)
天地明察(上) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
冲方 丁
2009年の一冊。
文庫になりました。
RECOMMEND
天地明察(下) (角川文庫)
天地明察(下) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
冲方 丁
文庫になりました。
装丁カッコイイ。
RECOMMEND
戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)
戸村飯店 青春100連発 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
瀬尾 まいこ
2008年の一冊。
文庫になりました。お試しあれ!
RECOMMEND
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
ゴールデンスランバー (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
伊坂 幸太郎
2007年の一冊。
文庫になりました。オススメ!
RECOMMEND
キサトア (文春文庫)
キサトア (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
小路 幸也
2006年の一冊。入手困難でしたが、文庫になりました。
…前の装丁のが好きだ…
RECOMMEND
てのひらの父
てのひらの父 (JUGEMレビュー »)
大沼紀子
2011年の一冊。
RECOMMEND
天地明察
天地明察 (JUGEMレビュー »)
冲方 丁
2009年5つ星。

じわじわ興奮の一冊。
RECOMMEND
キサトア
キサトア (JUGEMレビュー »)
小路 幸也
ものすごく大好きな本。
2006年の私の一冊。
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
本の検索
本のブログ
にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ 【ほんぶろ】〜本ブログのリンク集
カウンター
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
SPONSORED LINKS