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本の感想と日々のできごと

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刑事のまなざし
評価:
薬丸 岳
講談社
¥ 1,680
(2011-07-01)

JUGEMテーマ:読書 
笑顔の娘を奪われた男は、刑事の道を選んだ。その視線の先にあるのは過去か未来か――。

●「オムライス」……内縁の夫が焼け死んだ台所の流しの「オムライスの皿」
●「黒い履歴」……クレーンゲームのぬいぐるみ「ももちゃん」
●「ハートレス」……ホームレスに夏目が振舞った手料理「ひっつみ」
●「傷痕」……自傷行為を重ねる女子高生が遭っていた「痴漢被害」
●「プライド」……ボクシングジムでの「スパーリング」真剣勝負
●「休日」……尾行した中学生がコンビニ前でかけた「公衆電話」
●「刑事のまなざし」……夏目の愛娘を十年前に襲った「通り魔事件」
過去と闘う男だから見抜ける真実がある。薬丸岳だからこそ書けるミステリーがある。
講談社HPより

毎回楽しみにしている薬丸さんの新刊。今回は連作短編集でした。
さすがの安定感で興味深く読めました♪よかった。
相変わらず重いテーマを真っ向からまじめに書いてはるなあという印象。
主人公の〈夏目〉刑事に色濃く。

優しい人でした。優しすぎて真面目でいろいろ気の毒。
元々は法務省の法務技官で少年犯罪者と向かい合ってきたひと。
彼を知る人みんなが刑事が似合わないと言う。

どんな事件でもそうだけど、真ん中に人がいて、その周りにも人がいて、一方向から見ただけではわからない、それぞれの思いがあって…
やりきれない事件が多くて、悲しかったです。
それでもまっすぐに立ってる〈夏目〉が不思議でした。
〈夏目〉、何を何処を目指してるんだろう…

また〈夏目〉の物語に会えるといいな。
彼がどこにたどり着くのか見てみたい。
|  ◆薬丸岳 | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
虚夢
評価:
薬丸 岳
講談社
¥ 1,575
(2008-05-23)
JUGEMテーマ:読書

娘を殺した犯人が目の前を歩いている!
愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」で罪に問われなかった。運命を大きく狂わされた夫婦はついに離婚するが、事件から4年後、元妻が街で偶然すれ違ったのは、忘れもしない「あの男」だった。
『天使のナイフ』の江戸川乱歩賞作家が衝撃の展開で描く感動作!

殺したいほど憎い、あの男を見つけ出す。今度こそ彼女を守るために。
不起訴処分となった通り魔犯と街で遭遇したといい、過去からの苦しみに苛まれて、不可解な言動を強めていく元妻。彼女が見たのは、本当にあいつなのだろうか。元夫にできることは、ひとつしかなかった。
殺人を犯す段階で、すべての人間は異常な精神状態にあるのではないか。
講談社HPより

刑法三十九条の問題をテーマにした作品。
ちなみに刑法三十九条ってのは心神喪失者の行為は罰せず、心身耗弱者の行為はその刑を軽減するというもの。

精神障害者に愛娘を殺され、それが原因で妻もまた心の病に。
犯人は心神喪失と認定され、起訴さえされず無罪放免…

現実のニュースを見ても、変な話やなあって思うことが多いんだけど、改めてこういう話を読むと考えることがありました。
精神鑑定ってどこまで本当なのか。そもそも心神喪失者だと罰せられない理由ってなんだ??

しっかりとしたお話だったんですけどページ数が少ないかな〜と思いました。
もうちょっと分量があって、もっと突っ込んだ話があっても良かったかも。
何がと言われるとわからんのだけどちょっと物足りない気分が…
さらりと読めすぎたからかなあ。
|  ◆薬丸岳 | 21:57 | comments(11) | trackbacks(7) | pookmark |
闇の底
闇の底

『闇の底』薬丸岳(講談社)
少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に捕まらない―。運命が導いた、哀しすぎる「完全犯罪」。『天使のナイフ』の薬丸岳が描く、欲望の闇の果て。江戸川乱歩賞受賞第一作。
「BOOK」データベースより

乱歩賞第一作。
前作の『天使のナイフ』は結局めちゃめちゃ売れましたねえ。
私はさすが乱歩賞!(しっかりした小説)という感想だったのですが、今作も読ませる作品でした。ミステリの二作目としてはすごいいい出来では?

今回は子供たちに対する性犯罪がテーマ。前回が少年犯罪だったから社会派路線でいくのかな?

最初の方は一体どうなるんだろうと思ってたけれど、しかけとかが案外大味でわりと早い段階(多分)で真相に気づいてしまい、その後は予想通りの展開で、終盤の私の興味は、ラストどう決着をつけるのかという一点に絞られてました。
で、あの結末。

……そうか…。
いろいろ意見はあると思うんですが、いろいろ考えされられる結末で、そう考えるとこれしかなかったような気が…。
他の結末とかも考えてみたけど…

う〜ん。重いですね。
|  ◆薬丸岳 | 20:36 | comments(5) | trackbacks(4) | pookmark |

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