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本の感想と日々のできごと

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勝手にふるえてろ
評価:
綿矢 りさ
文藝春秋
¥ 1,200
(2010-08-27)

JUGEMテーマ:読書 
脳内片思いとリアル恋愛、幸せは一体どこに?

片思い以外経験ナシの26歳女子が、時に悩み時に暴走しつつ「現実」の扉を開けてゆくキュートで奇妙な恋愛小説。3年ぶりの注目作!

著者3年ぶりの新刊は、不器用なOLが脳内と現実の2つの恋の間で右往左往しつつ自分の道を探していく様を描いた新境地。何とも思っていなかった同期に告白されて戸惑う良香。26歳まで恋愛経験のない彼女はこれを機に、中学からひきずってきた不毛な片思いの相手に会ってみようと行動に出るが……。時に暴走する遅咲きの主人公が愛しく思えて、切なくもコミカルな一風変わった恋愛小説です。(YH)
文藝春秋HPより

3年ぶりですか。
なんだか、綿矢さん!って感じの作品でした。はじめのころの作品に近い(って言っても、ちょっと寡作ですよね。もっといっぱい書けばいいのに)。

主人公は26歳のOL〈ヨシカ〉。
〈ヨシカ〉には、中学生から片思いしてる男の子〈イチ〉がいる。
この恋は見てるだけの恋で、学校卒業して会えなくなってからもずっと好きっていうのだから、結構妄想入ってる。

そして、会社の同期で営業の〈ニ〉。
こちらは告白されたものの、特に好みではなく(…というより、彼女の〈ニ〉評を見てるとむしろ嫌いでしょ、と思うんだけど)、でもなんとなく一緒にでかけたりしてる。

〈ヨシカ〉の妄想と、なんでいきなり?って感じで発揮される行動力がかなり突飛でおかしいです。
〈ニ〉に対する〈ヨシカ〉のあれこれが面白かったです。
妙にクール。興味のない他人はこういう風に冷静に見れるもんなのかもしれん。

ラストはちょっとびっくりだけど、まあアリな気もします。
この後がどうなるんだろ。
| 作家別 ら行・わ行 | 18:52 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
夢を与える
評価:
綿矢 りさ
河出書房新社
¥ 1,365
(2007-02-08)
チャイルドモデルから芸能界へ――幼い頃からTVの中で生き続けてきた美しくすこやかな少女・夕子。ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが……成長する少女の心とからだに流れる〈時間〉を描く、待望の芥川賞受賞第一作!
河出書房新社HPより

えっと単行本貼り付けてますが、私の読んだのは『文藝』掲載の方です。加筆とか修正があったのかどうか確認してません。手抜きですんません。あしからず。

綿矢りさたん4年ぶりの新刊はなんと芸能界モノ長編でした。雑誌で読んだせいか(どこで終わるか見えないので)長く感じてしまった。

なにかすごいことが起こるわけでなく、わりとオーソドックスな内容。チャイドルの人生を辿っていくんだけど、これまでの作品と違って三人称で描かれてて最初はちょっとバタバタした感じだったかも。まあ夕子視点になってからはそんな違和感なかったですが。
久々だし文体も違うけれど綿矢さんらしさみたいのは健在で言葉の使い方とか、人物に対する距離のバランス感覚が絶妙、と思いながら読んでました(ってか黒い…綿矢りさってやっぱり黒いと思うんですけど……でもそこが好き。ドキドキ)。

事前に結構濃厚な濡れ場があると聞いてたのでドキドキしてたけど、まあ、あのりさたんがみたいな感じでちと照れてしまいました。それほどどぎつくは感じませんでしたけど。

りさたん、大学も卒業してこれからは専業作家ということですが、随分メディアとかに露出しててやる気を感じます。インタビューとかサイン会とか。今月号の『文藝春秋 2007年 3月号』なんかはかなり気になります。都知事と村上龍に囲まれるなんて……私だったら絶対に嫌(いや、呼ばれませんけど)。
がそっちはほどほどにしてもらってまたまた新作読みたいです。楽しみにしてます。
| 作家別 ら行・わ行 | 22:34 | comments(8) | trackbacks(2) | pookmark |
俺たちの宝島
俺たちの宝島
俺たちの宝島
渡辺 球

『俺たちの宝島』渡辺球(講談社)
感覚を研ぎすませ!前提を疑え!そこは“信じない者”だけがたどりつける楽園―。ゴミの島で生まれ、感覚だけを頼りに成長した少年たちの冒険が、いま幕を開ける。

なんか今住んでる世界がすごく汚いものに見えてしまう。

〈島〉に侵入し、そこの、こちら側から見たら何も知らない人たちを食い物にしようとする人間にイライラしながら読んだ。
だって、本当もう典型的な悪人なんだもん。こずるい、っつーか。
だから〈島〉の人たちが、悪人を懲らしめるシーンは爽快です。
こちらでいろいろな人がいるのと一緒で〈島〉にもいろいろな人がいるわけだけど、人はどうしても人の上に立ちたくなるのだなあ、と思ってしまった。人じゃなくてもそうかもしれないけどね。

最後がとても印象的で興味深かったです。

ところでこの作品は『小説現代特別編集 エソラ [esora] Vol.1 2004.12』に載ってたそうで、エソラといえば『魔王』伊坂幸太郎(講談社)じゃないですか。この二つが同じ雑誌に載ってたって、結構社会派な文芸誌だったのだな、エソラ。
『エソラ』は3号が出てます。こーちゃんの作品は短編らしいですが…
エソラ vol.3



| 作家別 ら行・わ行 | 18:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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小路 幸也
ものすごく大好きな本。
2006年の私の一冊。
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