ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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週末は家族
評価:
桂 望実
朝日新聞出版
¥ 1,680
(2012-01-04)

JUGEMテーマ:読書 
小劇団を主宰する大輔と瑞穂夫婦は、児童養護施設に暮らす小学生のひなたを週末だけ里親として預かることなった。天才的子役の才能を持つひなたをめぐり、瑞穂、大輔の三者三様の視点で、現代の新しい家族の在り方をコミカルに描く長編小説。
朝日新聞出版HPより

わけあり夫婦と児童養護施設に暮らす女の子のお話。
週末里親制度というのがあって、〈ひなた〉は週末ごとに施設から〈大輔〉〈瑞穂〉夫妻の元へ。
最初はギクシャクしてた3人も、時間が経つにつれてだんだんと確かな絆を深めていく。

作中、彼らは依頼人の希望に応じた役を現実で演じる仕事をしていて、そもそも〈ひなた〉を預かることになったのは、子役が欲しかったから。
〈ひなた〉が小さいながらも一生懸命に何やら闘っててカッコイイです。けなげ。

別に特別っていうほど変わってるわけでもない3人が、世間の目とか固定概念とかぶっとばして、自分たちは「チーム」だ!と言い切る姿はなんだかスカッとします。
そういうあり方もあってもいいし、今までどおりの家族があってもいいし。
そろそろそーいうのも認めていい時期なんじゃないですかねえ?
どっちにしても、極端にどちらかが攻撃されるってのはなんか違う気がします。
|  ◆桂望実 | 20:01 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
平等ゲーム
評価:
桂 望実
幻冬舎
¥ 1,575
(2008-08)
JUGEMテーマ:読書

瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。そこでは1600人が、全員平等。果たしてそこは楽園か、それとも……?現代社会に蔓延する「平等幻想」をテーマに描く傑作エンターテインメント長編。
幻冬舎HPより

なんとなくあらすじとかタイトルとかを見て抱いていたイメージとは違った作品でした。
なんだろ?もっと社会のシステムについて描かれると思ってたのかなあ。
よくわかりません。

1600人が暮らす平等の島「鷹の島」で生まれ育った〈芦田耕太郎〉が主人公。
彼は「鷹の島」への移住を希望した人たちを勧誘する係で、抽選に当たった人たちの元に出向いて、対象者の身辺を調査し声をかけ島への移住の手伝いをする仕事をしている。

で、お話は島内というよりはどちらかというと島の外側(本土)を中心に展開される。
純粋培養の〈耕太郎〉が、格差社会に暮らす人たちに出会っていろいろ変化していく様子が描かれ、その中で彼の信じる楽園の様子が語られるという構成。

楽園の様子とか特に新しく感じることとかはないんですが、〈耕太郎〉と出会う人たちがなかなか個性的で結構楽しく読めました。
変わっていったという〈耕太郎〉の絵、見てみたいです。
|  ◆桂望実 | 22:40 | comments(4) | trackbacks(3) | pookmark |
女たちの内戦
JUGEMテーマ:読書

結婚相手を探して合コンにあけくれる真樹29歳、家庭に安住しながらやりたい仕事を模索する佳乃34歳、望んだわけでもなくバリバリのキャリアの道を歩むめぐみ39歳、離婚後自分の店を持ち岐路に立たされる治子45歳。4人の女たちの内なる戦いを描く連作短編集。
朝日新聞社HPより

共感できる部分がほどんどなくてビックリした。
年とか近い人もいるんですけど。ってか私とかの世代の話のような気もするんだけど、女の人ってこんなもん?

もともと著者の描く人物って極端な人が多いなあって思ってたけど、あまりにぴんと来なかったので、ちょっとひいた場所からの読書。

基本的にはみんな自分が可愛くて自分大好きな人たちの話だなあと思いました。
女性のドロドロ部分?があんまり楽しくなくて、ちょっと疲れてしまいました。
足裏マッサージに行きたい(笑)!
評価:
桂 望実
朝日新聞社
¥ 1,470
(2007-11-07)

|  ◆桂望実 | 21:38 | comments(8) | trackbacks(6) | pookmark |
明日この手を放しても
評価:
桂 望実
新潮社
¥ 1,365
(2007-06)
恋人でも友達でも親でもないけど、でも、やっぱりすごく大事な人……。

こんなのと血が繋がってるなんて、最悪!――十九歳で途中失明して夢を失った「可愛く」ない妹・凜子と、短気な上に自分勝手で「文句ばっかり」の兄・真司。漫画家の父親がいきなり失踪した日から、二人きりの生活が始まった。一番近くにいても誰より遠い二人の未来に待っているのは? 家族の愛がぎっしり詰まった感動の長編小説。
新潮社HPより

家族と、兄妹の物語。

お友達とかの話を聞いてると、親との関係より兄弟の関係のほうがバラエティに富んでる感じがします。
友達とは違うし、親とも違うし、やっぱり家族というのが一番しっくりくる関係。
他人じゃないけどそんなにべったりしてるわけじゃない、ってのが私にとっての兄弟像ですが、男兄弟女姉妹でまた違ってくるんでしょうねえ。

で。
病気で失明してしまった妹凛子は、ちょっと異常なほど潔癖症だったり、なんだかめんどくさそうな人。
兄の真司がどっちかというと無神経なタイプということで、どちらかというと兄視点で読んだ感じがします。
視覚障害の話はやっぱりいろいろ大変だなと感じてしまい、一緒に自然に暮らせてる真司を尊敬。
後半のお兄ちゃんの頼もしい成長ぶりは目を見張るものがありました。

著者の作品はあんまり読んだ事がないんですが、人物像がはっきりくっきりという印象。
わかりやすい。ドラマ向きなのかな?
最後、解決されると思ってたことがそのままで終わってしまって(そりゃそういうことのほうが多いんだろうけど)、ちょっと残念でした。
|  ◆桂望実 | 20:21 | comments(8) | trackbacks(4) | pookmark |
RUN!RUN!RUN!
RUN!RUN!RUN!

『RUN!RUN!RUN!』桂望実(文藝春秋)
目標はオリンピックの金メダル。箱根駅伝は通過点、仲間なんか必要ないはずだった…。天才ランナーを揺さぶる血の秘密。
「BOOK」データベースより

初読み。『県庁の星』(小学館)で読みそこなったので。

『一瞬の風になれ 』佐藤多佳子(新潮社)からの流れで陸上モノ、陸上モノ、と思って読んでたら予想外の展開にドッキリ。
いやはやそういう話とは思ってませんでした。

主人公がすごいいけ好かないガキで、アホなんで序盤かなりイライラさせられた。こういう性格の悪い子が挫折したりして仲間と成長していく話なのね、と思ってたんですけどそういう安易なストーリーとは違ったのでした。

スポーツって楽しければいいとかいう一方で、勝たなきゃ意味がないっていうのもあって、今は上のほうではその傾向が強いように思う。過剰にショーアップされたスポーツ番組を見て疑問に感じることも多くて、スポーツってこの先どうなってゆくのかなとかちょっと考えました。スポーツ観戦大好きだし、やっぱりスター選手、好きですけどね。
ベタといえばベタすぎるのかもしれないけど、競馬場のシーンは印象的でした。

そして。箱根駅伝のシーンもやっぱり感動的でした。
やっぱり仲間っていいよなあ。
それにしても〈岩ちゃん〉ちょっといい奴過ぎ…(実は彼がものすごい腹黒い奴だということになるんではないかと思いながら読んでたんですけど…私が腹黒かった…反省。彼のおかげでいろいろ救われました)。

遅ればせながら、他の作品も読んでみたいと思いました。
|  ◆桂望実 | 21:46 | comments(5) | trackbacks(5) | pookmark |

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