ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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祝福
評価:
長嶋 有
河出書房新社
¥ 1,575
(2010-12-11)

JUGEMテーマ:読書 
女ごころを書いたら、女子以上。ダメ男を書いたら、日本一! 男主人公5人VS女主人公5人で贈る、長嶋有ひとり紅白歌合戦。デビュー10周年を迎える、10冊目の単行本!
河出書房新社HPより

う〜ん、確かに長嶋さんは女性心理を描くのがうまいなあ。うん。

というわけで『祝福』です。
表紙カバーは分割されてて、それぞれの短編のカバー。贅沢。もっとちゃんと見たいような。
色使いもかわいい。

中身は期待通りの長嶋ワールドでした。
ゆるっとした空気感。楽に呼吸できそう。
やっぱり好きだ。
と前回から好き好きと連呼してますが、そうとしか書きようがないんである。
ここ、ここがええねん!というのとはちょっと違って。
読んでるときより、読んだ後のほうが、じわじわあれも好きこれも好きってなってしまうような。

あえて言うなら「マラソンをさぼる」とか「海の男」とか。
あ、どっちかというと男主人公のお話のが好きだったかな。
あとひとつの作品にひとつは変に笑える箇所が。なんでやねん、と突っ込みつつ、いやわかるけどってなってしまうような。
そして、オザケンが猛烈に聞きたくなりました。

LIFE

|  ◆長嶋有 | 18:25 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
ジャージの二人
JUGEMテーマ:読書
芥川賞作家のアンチ・スロー小説。
失業中で小説家志望の息子。妻はよその男と恋愛中。三度目の結婚生活も危うそうな、写真家の父親。そんな二人が軽井沢の山荘で過ごす、とりとめのない夏の終わりの思い…。(解説/柴崎友香)
集英社HPより

長嶋有さんの新刊、『祝福』(河出書房新社)を読もうと思って何気なく目次を見てたら、「ジャージの一人」というのを発見して、せっかくだから?その前にと本棚から引っ張り出してきました。
アマゾンの画像、私の持ってるのと表紙が違う。
このイラストは作品のイメージとだいぶ違うで(笑)
集英社ってカバーが結構変わる印象があります。私のはもっとシンプル。よしよし。

さておき、やっぱり私は長嶋さん好きだな。
なんか空気が好き。
落ち着きます。

軽井沢にある、おしゃれとは縁遠い、ただちょっと涼しいところに建ってるだけの古い山荘。
いっぱいあるというお布団はいつもじめっとしてるし、変な虫も出る。
なのになんだか妙に魅力的なのです。
気張らない感じがええのかな?
そこでの暮らしも全く気張らない。何してるわけでもないってのがリアルでよし。
お父さんとの関係もいいねんなあ。
それにしても大人になってからの父と息子って私にはなんだか謎だ。
微笑ましくもあるけど。

この作品、映画化されてるのは知ってましたが、中村監督に堺雅人さんじゃないですか。
これはよさそうな気配が。合ってそうだ。
見たくなってしまった。

ジャージの二人 [DVD]
|  ◆長嶋有 | 16:16 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
ねたあとに
評価:
長嶋 有
朝日新聞出版
¥ 1,785
(2009-02-06)

JUGEMテーマ:読書
 
山荘での退屈な時間を過ごすために発明(?)された、独創的な「遊び」の数々……ケイバ、顔、それはなんでしょう、軍人将棋。魅惑的な日々の「遊び」が、ひと夏の時間を彩ってゆく。小説家「コモロー」一家の別荘に集う、個性的な(実在する!?)友人たちとの夏の出来事をつづる、大人の青春小説。第一回大江健三郎賞受賞作家による朝日新聞夕刊連載の単行本化。

朝日新聞出版HPより

これはなんかもうものすごく好き。
しかもなんかじわじわくる。読んだ直後より今のが明らかに評価が上がってるような…

最初、子どもが寝た後でなにかが起こるみたいな話と思ってたんだけど、実際は「ねたあと」に何か面白いことがあったらくやしい、っていう話。

夏の間だけやってくる別荘というとなんとも優雅に見えるけど、この山荘は涼しいだけがほとんど唯一のとりえというぼろぼろ具合。
そこに集うゆる〜い人々が、のろのろと繰り出す思いっきりインドアな遊びがとても楽しい。
こういう感じの手作りゲーム、こどものころやったなあとほんのり懐かしい気持ちにもなります。

都会の日常生活でやると全然面白くなさそうなんだけど、こういう雰囲気の中でやったら本当に楽しそうで、私も山荘に行ってみたくなりました。
そしてまだほかにもゲームはありそうね?

〈コモロー〉のお父さん〈ヤツオ〉が好きでした。ってか、この親子はいいですよ。
ほかの面々もいい味出してます。

ところで、作中にカップやきそばのカロリーの高さについて書かれる場面があって、この本を読んだあと、カップやきそば食べてる人を見るたびに、「あれってカロリー高いんやんなあ」って思ってしまうんですが、実際確認したころありません。
実際のところはどうなんだろう。
|  ◆長嶋有 | 20:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ぼくは落ち着きがない
評価:
長嶋 有
光文社
¥ 1,575
(2008-06-20)
JUGEMテーマ:読書

人って、生きにくいものだ。
みんなみんな、本当の気持ちを言っているのかな?

青春小説の金字塔、
島田雅彦『僕は模造人間』(’86年)
山田詠美『ぼくは勉強ができない』(’93年)
偉大なる二作に(勝手に)つづく、’00年代の『ぼくは〜』シリーズとも言うべき最新作!
「本が好き!」連載中に第一回大江健三郎賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。
だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、
かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生!
* ( )内は作者談
光文社HPより

高校の図書部を舞台とした文科系部活小説?
なんというか本に関する小ネタ満載で、どこまでついてこられるか試されてる気が(笑)
楽しかったです。

主人公の〈望美〉の視線がなんだか良かった。
冷めてるわけじゃなくて、あんまり表立って盛り上がらないタイプと言うか…目のつけどころがちょっとずれてる気がした。
そして、図書部の面々のあだ名のつけ方が絶妙。彼らの仲いいんだかそうでもないのかわからん関係もなんだか面白かった。

ゆるくてだらだら過ごしてるように見える彼らにもいろいろあって、体育会系のようなわかりやすい熱さではなかったけど、それぞれやっぱり青春しててええなあと思いました。
|  ◆長嶋有 | 21:13 | comments(6) | trackbacks(4) | pookmark |
エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集
評価:
長嶋 有
エンターブレイン
¥ 1,470
(2007-05-31)
ここで一生暮らすというのはどうだろう。

エロマンガ島でエロ漫画を読んでくる……?
およそありえない取材に出向いた編集者たちの、実話をもとにした南国小説。温かくて、おかしくて、なのに切ない二泊三日。
表題作ほか、初のSF小説、奇想天外なゴルフ小説、官能小説に珠玉の書き下ろし新作「青色LED」も加え、第1回大江賞作家が放つ異色作品集!

「版元から、題名、題材まですべてが異色だけど、どこを食べてもやっぱり長嶋有の味がします。」(本人談)
エンターブレインHPより

帯にはご本人による手書き文字で、
「まさかの大江健三郎賞受賞後、第一作。※この作品は受賞作ではありません」
とか書いてあった…(手元にないのであやふやです。すんません)。

長嶋有、素敵だ。

確かに異色作品集なんだけど、コメントにあるように長嶋有味?してます。
個人的に「おとなファミ」に連載していたらしい表題作に出てくるゲームの小ネタが懐かしくて楽しかったです(それほど年が離れてないのね…)。たけしの挑戦状の飛行シーンの音楽の話とか。
書き下ろしの後日談も結構好き。そっかあ、みたいな。

タイトルのインパクト絶大ですが、別にエロではないです(しかし、この本の話を職場の人としてたときやたら「エロマンガ」を連呼してしまった。さぞかし怪しかったことでしょう)。
あ、でも短編の中に小説現代の官能小説特集号に掲載されたという作品はありました。


フジモトマサルさんのイラストも可愛らしく、楽しく読めました。
|  ◆長嶋有 | 21:27 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
夕子ちゃんの近道
夕子ちゃんの近道
夕子ちゃんの近道
長嶋 有

昨日は結局本を読めずに寝てしまった…
もんのすごく体がだるいんやけど風邪でもひいたかな?なんか熱っぽい気もするし。
天気が良くないので、どうもいかん!
気を取り直して。

『夕子ちゃんの近道』長嶋有(新潮社)

舞台が骨董屋さんのせいかなんとなく色があわーい?感じのお話です。淡いじゃなくて暗いのかな?むーん。原色が似合わない。

なんか良かった。雰囲気が。
主人公の男性は〈背景みたいに透明な人〉とか言われるような人。
もともとずっとそこにいたような雰囲気のひとなんだけど、それでも時間がたつにつれてさらに町の空気に馴染んでいく、その馴染みかたが良かった。
良かったね、アンタ、みたいな。
ふわふわなんだけど落ち着いていくというか。
周りの人たちとの、縛ってるわけじゃない距離感がいい。ほっとする。

あとはそうですね、瑞江さんがいい感じでスキデス。

全体的に女性作家が書いたみたいな小説やなと思いました。理由は…なんでやろ?
男の人ですよね、長嶋さん。

良かったです。
|  ◆長嶋有 | 21:17 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |

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