ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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見えない復讐
評価:
石持 浅海
角川書店
¥ 1,680
(2010-09)

JUGEMテーマ:読書
法人への復讐−−俺たちが選ぶ道はどこにある?

投資家・小池の前に大学生・田島が現れる。彼の謎めいた行動から、田島が母校・東京産業大学に対して復讐心を抱いていることに気付く。小池も田島と同じく大学への恨みを抱えたまま生きていた−−。傑作サスペンス!
角川書店HPより

こちらも今年は多いぞ!な石持さんの新刊。
そして石持さんは今年はなんとなく全部おんなじようなテーマなんですね。

というわけで、ふむふむと読書。
相変わらずの石持ワールドでした。

が、今回の復讐は特にちっちゃかった…
毎回強引なのはもうこれが持ち味と思って楽しんで読んでるんですが、遠まわしすぎてやられてるほうは何されてるかわかんないんじゃないの?
(田島)はお金が貯まるまでのガス抜きとか言ってましたが、逆にストレス溜まりそうな…
まあ突っ込みいれながら読むのも面白いけどさ。

最後はなんかよく分かりませんでした。
結局なんだったの?と思わざるを得ません。
犠牲になってしまった人たちが気の毒…
それでいいのか!?
|  ◆石持浅海 | 21:18 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
八月の魔法使い
評価:
石持浅海
光文社
¥ 1,470
(2010-07-17)

JUGEMテーマ:読書 
危険だ。関わりにあいになるのはあまりにも危険だ。
でも、恋人からのSOSに応えないわけにはいかない。

入社7年目の若きサラリーマン、
経営陣を揺るがす“あってはいけない文書”の謎に挑む!

役員会議室と総務部で同時に提示された“工場事故報告書”が、
混乱を引き起こす!! 

これはいったい何だ? 

たまたま総務部に居合わせた草食系サラリーマンは、
役員会議室で事件に巻き込まれた恋人を救えるのか!?
光文社HPより

石持さんも新刊たくさん。
なんだか毎月読んでるような気がしてきた…
今年のテーマはテロなのかしら?
というのは、この本の最初でそういう会話があったからなんですが。

面白かったです。
石持さんは大体いつも石持さんって感じなのですが、この作品はなんだか特にいい具合でした。

ぐるぐるぐるぐる、主人公が頭ん中で、これでもかっていうくらいいろんな可能性を考えて消していくんですが、よくもまあ、こんだけ思いつくなあと。
考えてるだけじゃなくて、現在進行形で推理?を披露して行かないといけないってのがすごい。
私だったら、あっという間にチェックメイトだわ…(^_^;)
合間に挟まれる、サラリーマン的思考が笑えました。
保身もしなきゃいかんらしい。忙しい。

〈拓馬〉、事なかれ主義のやる気なしっていう風でしたが、一気に中央に出てきた感じ。
ちょっとしたきっかけで、おっきく成長できる男のコ。頼もしい。
がんばってほしいものです。
|  ◆石持浅海 | 21:23 | comments(4) | trackbacks(2) | pookmark |
耳をふさいで夜を走る
評価:
石持 浅海
徳間書店
¥ 1,680
(2008-06-17)
JUGEMテーマ:読書

三人の人間を殺す。完璧な準備を整え、自らには一切嫌疑がかからないような殺害計画を整えて……。
そんな決意をした男に降りかかる、思わぬ災厄。ターゲットを殺す前に、別の人間を殺してしまった……。
サスペンス溢れる、本格的犯罪小説。
人気ミステリー作家石持浅海の新境地。
徳間書店HPより

新境地…と言えば、そうかもしれんけど、これはやっぱり石持さんらしいお話だったような気がします。基本的には論理で押す。

しかし、これはあんまりだったかなあ。
主人公が基本的に冷静でクールなものの考え方をするような人に見えるんですが、やたら欲情するのがなんだかもう…快楽殺人者ってわけでもなさそうなのよねえ…む〜ん。

そして、思わせぶりにお話はすすんでゆくのもなんだか疲れました。
主人公は〈覚醒〉したかもしれないと言う理由で三人の女性を殺そうとするんですが、この〈覚醒〉が最後の方まで何のこっちゃかわからんくてストレスでした。

ラストはほほうと思うところもあったんだけど、全体的に乗り切れなかったなあ。
残念。
|  ◆石持浅海 | 21:20 | comments(4) | trackbacks(2) | pookmark |
賢者の贈り物
評価:
石持 浅海
PHP研究所
¥ 1,575
(2008-03-25)
JUGEMテーマ:読書

古今東西の古典・名作が、現代に蘇る――。

同期の女の子を呼んで開いた週末の鍋パーティー。みんなを送り出した翌朝、部屋には、女物の靴が一足。代わりに家主のサンダルがなくなっていた!――週明け出社しても、その間違いを誰も申し出てこないのはなぜ? (ガラスの靴)。

フイルム・カメラから、デジタル・カメラに切り替えた私に、妻がプレゼントしてくれたのは「カメラのフイルム」だった!?  私がフイルム・カメラを使用していないことは、妻も知っているはずなのになぜ? (表題作・賢者の贈り物)。

本格推理の新旗手が、軽妙、洒脱に古典・名作に新たな息吹を吹き込んだ意欲作10篇を収録する。
PHP研究所HPより

黒髪の美女〈磯風〉さんが全編に登場するミステリ短編集。

石持さんの短編集はもはや≪ジャンル石持浅海≫という感じで独特。
今回は古今東西の名作短編をモチーフにして、ちょっと不思議でほんのり温かな読み心地の本でした。

なんてことない些細な事件(疑問?)を、いろいろ検証してひとつひとつつぶしていくパターンで、結末はそんなに意外とかではないんだけれど、良かったなあって思える終わり方。
ほんのちょっと気分が上がっていい。
読み終わったらニッコリしてるみたいな。

次はどんなネタで来るのか楽しみです。
|  ◆石持浅海 | 22:17 | comments(6) | trackbacks(2) | pookmark |
温かな手
評価:
石持 浅海
東京創元社
¥ 1,470
(2007-12)
JUGEMテーマ:読書

大学の研究室に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは名探偵。サラリーマンの北西匠の同居人・ムーちゃんも名探偵。ギンちゃん&ムーちゃん兄妹は、人間の生体エネルギーを糧にする謎の生命体。宿主である寛子や匠の清らかな生体エネルギーを確保するために、彼らが遭遇した殺人事件や騒動を鮮やかに解き明かす。一風変わった名探偵兄妹とそのパートナーが活躍する連作短編集。独特の設定とシャープな謎解きが魅力の、石持ミステリの真骨頂!
東京創元社HPより

変な設定だったけど、結構好きな感じ。

謎の生命体ギンちゃん・ムーちゃんは自分たちがおいしいエネルギーを得るため、彼らの同居人である人間をおいしい料理で肥えさせて(…と言っても余分なエネルギーは吸い取ってくれるから実際には太らないんですよ)、精神面のフォローもばっちりしてくれる。
しかもかっこいいなんて、そんなんありか?うらやましすぎる。
清らかな魂を持つ生命エネルギーはおいしいということなので、まあ彼らの動機はおいしい食料の確保なのかもしれないけどそれにしても、傍から見ると二組とも素敵なカップルなのだ。

ちょっと人が死にすぎる気はしたんですが、短い話の中、ギンちゃん・ムーちゃんの推理も冴えてて、こじつけギリギリと思う話もあったけど楽しく読めました。
他の人間に対する冷たい視線とは全然違うパートナーへの気遣いがうらやましかった。

もうちょっと読みたい気もしたけど、ラストは切ない感じでうまくまとまってました。
|  ◆石持浅海 | 19:39 | comments(11) | trackbacks(3) | pookmark |
Rのつく月には気をつけよう
JUGEMテーマ:読書

ベストセラー『扉は閉ざされたまま』の著者が描く、小粋なミステリー短編!!
酒と恋に懲りた者はない。
【ことわざ】(1)飲み会での恋愛話はいつでも謎に満ち、あきない、楽しい、の意。
美味しい酒に美味しい肴。
いつもの仲間が集まれば、謎は向こうからやってくる――。

日本酒×ぎんなん=ちょっと変わったプロポーズ
泡盛×豚の角煮=自分の夢? それとも結婚?
湯浅夏美と長江高明、熊井渚の3人は大学時代からの呑み仲間。毎回誰かが遅れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。酔いもまわり口が軽くなったところで盛り上がるのはなんといっても恋愛話で――
ブランデー×そば粉のパンケーキ=彼氏の浮気疑惑
白ワイン×チーズフォンデュ=片思いは成就する?
祥伝社HPより

もういっちょ、同じ著者の本を。
これもジャンルとしては安楽椅子探偵モノ?日常の謎のほうですかね。

昨日の『心臓と左手 座間味くんの推理』 (カッパ・ノベルス)に続いて、お酒とごはんがおいしそうです。
チキンラーメンをポリポリ食べたくなった…(すんごい健康に悪そうですが)

3人の飲み友達がいい雰囲気でよかったです。
こういう飲み会をわたしもやりたい〜。
食事関係の雑学?も楽しかった。

最初に引っかかってたところが、最後にすっきりして気持ちいい終わり方でした。
それにしてもあんなばらされ方でいいのか、長江。
ひそかに主人公は長江とくっついて欲しかったんですが、彼氏できちゃってよ。ちぇっ。

同じ著者で続けて読むと、よくこういう細かいネタをいろいろ思いつくなあと感心。
すごいなあ。
評価:
石持 浅海
祥伝社
¥ 1,470
(2007-09)

|  ◆石持浅海 | 21:37 | comments(8) | trackbacks(4) | pookmark |
心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)
JUGEMテーマ:読書

論理のアクロバットを堪能する六編と、
名作『月の扉』――その後。

 小学校六年生の玉城聖子は、十一年前に沖縄で起こったハイジャック事件の人質だった。従姉の勧めで沖縄にある進学校を見学に行った聖子は、那覇空港で命の恩人と「再会」を果たす。そこで明かされる思わぬ事実とは――?(「再会」)。
 警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った“座間味くん”と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件はがらりと姿を変える。これが、本格ミステリの快楽だ! 切れ味抜群の七編を収録。
光文社HPより

〈座間味くん〉気にいってたけど、よもやまた会えるとは思ってなかった。
ちょっと嬉しい再会です。

今回は『月の扉』 (光文社文庫)のハイジャックの時に知り合った刑事さんが、自分の関わった事件のことを酒の肴にお話してその謎を〈座間味くん〉が解く、いわゆる「安楽椅子探偵」モノ。
いずれも短編なのでさくさく読めました。

ごはんシーンはおいしそうだし(お酒も!)、ミステリとしてもまずまず楽しくて満足。

それにしても〈大迫警視〉の飲食店情報の幅広さにビックリ。警察の方、こんなにのんびりごはん食べられるんですかね…??携帯覗いてみたいです。

この手の作品にありがちな、そんな強引な…という展開もなくはなかったのですが、〈座間味くん〉キャラにごまかされたかも。

個人的に〈座間味くん〉のお仕事が気になりました。何してる人だろ…
|  ◆石持浅海 | 17:44 | comments(9) | trackbacks(2) | pookmark |
月の扉
評価:
石持 浅海
光文社
¥ 620
(2006-04-12)
JUGEMテーマ:読書

週明けに国際会議を控え、厳重な警戒下にあった那覇空港で、ハイジャック事件が発生した。三人の犯行グループが、乳幼児を人質にとって乗客の自由を奪ったのだ。彼らの要求はただひとつ、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」石嶺孝志を、空港滑走路まで「連れてくること」だった。緊迫した状況の中、機内のトイレで、乗客の死体が発見された。誰が、なぜ、どのようにして――。
スリリングな展開とロジカルな推理!デビュー作『アイルランドの薔薇』をしのぐ「閉鎖状況」ミステリーの荒業が、いま炸裂する!
光文社HPより

さてさて、また復習です(そうそう復習ばっかりしてるわけにもいかんのだが)。
私が持ってるのはノベルス版なのですが画像は文庫版のもの、あらすじはノベルス版から引用しました。

このお話好きだと思ってたんですけど、読んでみたら全然覚えてなくってビックリした!
さすが、私。ザルですね(^_^;)

設定がいいかな。
ハイジャック中に犯人の予想していない殺人が起きるってのが。
全然別の事件のようで、実は…って。

探偵役の〈座間味くん)と犯人の〈真壁〉のやりとりが好きだったのを思い出しました。
〈柿崎〉もいいんだよなあ。男性陣はいい感じです。
動機があんなんやったとは驚きましたが。

この直前に『交渉人』五十嵐貴久 (幻冬舎文庫)を読んでたので、こういうときに出てくるのが「交渉人」やんなあとか思ったりしました。この作品の犯人グループのやりようはやっぱりうまいんかなとか思ったり。
続けてのこういう読み方も楽しかったです。
|  ◆石持浅海 | 20:54 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
人柱はミイラと出会う
評価:
石持 浅海
新潮社
¥ 1,260
(2007-05)
「僕の仕事ですか? ええ、人柱です」。非「日常」の日本を描く、連作ミステリ。

留学生リリー・メイスは、日本で不思議な風習を目にした。建築物を造る際、安全を祈念して人間を生きたまま閉じ込めるというのだ。彼ら「人柱」は、工事が終わるまで中でじっと過ごし、終われば出てきてまた別の場所に籠る。ところが、工事が終わって中に入ってみると、そこには知らない人間のミイラが横たわっていた。
新潮社HPより

「人柱職人」ってなんやねん!と突っ込みをいれつつ…
ちょっと不思議な設定のパラレル日本ミステリ連作短編ってとこでしょうか。

「人柱」やら「黒衣(くろご)」やら「参勤交代」やら、知ってるけどなにやら時代がかってるなあと思うあれこれが、現代の日本で普通にあるという設定。
それ自体が仕掛けになってて私は結構楽しめました。
その設定を受け入れることでミスリードされてしまうのが、なるほどな感じで面白かったです。
特に「鷹匠」のお話は好きでした。かっこええ。カズマ。

ネタ的にまだまだいろいろ作れそうな気もしますが、お話的にはとりあえず終わってます。
もうちょっと読んでみたい気も。
|  ◆石持浅海 | 22:09 | comments(8) | trackbacks(2) | pookmark |

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