ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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おっさんは世界の奴隷か―テースト・オブ・苦虫〈6〉
JUGEMテーマ:読書

食事に誘われたのに、気づくと自分で予約をとらされている不思議。真似してはいけない謝罪の仕方、そして身勝手で一方的な原稿依頼の実例とは。大人の味のエッセイ集、苦み走って第六弾。
中央公論新社HPより

町田康が好きだ。
って改めて言ってしまった。ははは。
やっぱりいいなあ。
ぐふふ、といっぱいひそやかに?笑って、気分が上昇しました。
週刊誌連載ですが、購読してたら楽しみに読んでそう。
とりあえず、書籍化を待つんだけどね。
|  ◆町田康 | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
宿屋めぐり
評価:
町田 康
講談社
¥ 1,995
(2008-08-07)
JUGEMテーマ:読書

執筆7年。新たな傑作長編小説の誕生!

主はいつも言っていた。
「滅びにいたる道は広く、光にいたる道は狭い。おまえらはいつも広い道ばかり行こうとするが、それは天辺から誤りだよ」

主の命により大権現へ大刀を奉納すべく旅をする鋤名彦名は、謎のくにゅくにゅの皮に呑まれ、「偽」の世界にはまりこむ。嘘と偽善に憤り真実を求めながら、いつしか自ら嘘にまみれてゆく彦名の壮絶な道中。その苦行の果てに待ち受けるものは。
俺は俺の足で歩いていくのだ。俺の2本の足で正しい道を。
講談社HPより

ワタクシ的長編読書5番勝負(内容はこちら)は今のところ4戦2勝1敗1分って感じです。先月新たに古川日出男さんの『聖家族』(集英社)がラインナップに加わり、延長戦決定です。読書の秋とはいえ、長編はいろいろ大変。

というわけで、長かったです。ものすごく。
町田康さん、とっても好きで独特のテンポに乗るとものすごく気持ちよく読めるんですが、今回はかなり長い道のりでした。

主人公は主の命によって刀を大権現に奉納する旅に出かけます。途中「くにゅくにゅの皮」に呑み込まれて、「偽」の世界へ。
過去か現代か、現実か幻想か妄想か、真実か虚実か…
主人公のだだもれ思考に振り回され、なんだかぐらんぐらんでした。

宿屋から宿屋へ巡っていくのですが、誰かと出会う→調子に乗る(乗らされる)→騙される(と思い込む?)→何やら犯罪を重ねるというパターンをぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる撃沈

主人公が恐れる〈主〉がなかなかすごい人物?でした。えげつなくて。

多分主人公はずっと現実だかなんだかわからん世界をぐるぐる回り続けるんでしょうねえ。
そもそも彼は生きてるのか?彼のいる世界は本当なの?
いやはや、私がぐるんぐるんです。
|  ◆町田康 | 22:36 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
フォトグラフール
評価:
町田 康
講談社
¥ 1,575
(2008-02-15)
JUGEMテーマ:読書

写真。嘘が溢れる世の中で唯一信じられるもの。
町田康×Photograph
一葉の写真が映し出す世界

まあ、はっきり言ってみんな羨ましがる。いいなあ、なんて言う。でも山羊で人間の手なんていいことはひとつもない。というか面倒くさいことだらけだ。なにが面倒くさいかと言って、日に何度も手を洗わなければならないのがもっとも面倒くさい。通常の山羊の手であれば、地面についていてもなんとも思わない。でもなまじ人間の手をしているものだから、手が泥だらけになっているとなんとなく気分がすっきりしないし、爪の先が黒いのもみっともないと思うから手を洗う。しかし、手は人間でも身体は山羊だからどうしても手をつかないでいることはできない。だから日に何度も手を洗うことになるんだね、これが面倒くさい。あと煩わしいのは、山羊仲間に、僕が指輪をしたり腕時計をしたりして人間ぶっていい気になっている、と批判する者があるということで、いいじゃないかそれくらい。指輪はファンの子に貰ったから嵌めているだけだし、時計は餌の時間とか分かって便利だからしているだけで別に人間ぶっている訳ではない。なのにそんなことをいう山羊がいるというのは悲しいことだと思っていたら、あいつらが来たので塀に手をかけて夕日を見る振りをして鹿十した。山羊十した。……<本文より。山羊談>
講談社HPより

本文より引用されてる部分、カバー裏表紙に載ってました。表紙がその写真。

ちょっとレトロでちょっと奇妙な写真に、愉快な解説・説明が著者によってつけられております。
ただ、まあ個人的な印象としてはいつもより町田節が弱いような気が。あいかわらず、視点は変だしおもろいんですが。

動物写真について書かれてるのが好きでした。
妙な擬人化がお見事。

本の構成がいまいちだったかなと思います。
文章の後に写真がくるパターンが多いんだけど、これが見にくかった。
逆のがよかったかなあ、と思うんですがどだろ?
|  ◆町田康 | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
テースト・オブ・苦虫 5 (5)
評価:
町田 康
中央公論新社
¥ 1,680
(2007-11)
JUGEMテーマ:読書

会話が成立しない。意思の疎通がはかれない。文章に書いてあることより、暗黙の了解のほうが優先する。そんな曖昧な日常に活を入れる傑作エッセイ集、さらに旨味の増した第五弾。
中央公論新社HPより

エッセイってあんまり好きじゃなくて読まないんだけど、町田さんのは別(笑)。
またまた、おもしろおかしく読ませていただきました。

言葉の使いかた、言い回し、妄想、どれをとってもツボでした。
とにかく読んでたらおなかの底の方から笑いがこみ上げてきて、「ぐふふ」となってしまう。
私はもう本当に病み付きですよ…

今回(も?)出世するための方法がいっぱい書いてあって、面白かったです。参考にはなりませんが。
町田家のにゃんこたちもちょっぴり登場して嬉しい一冊でした。

それにしてもこのエッセイ、雑誌の『読売ウィークリー』に連載されてるようなのですが、単行本化がめちゃくちゃ遅い気がするんですが…
|  ◆町田康 | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
猫のあしあと
評価:
町田 康
講談社
¥ 1,680
(2007-10)
JUGEMテーマ:読書

ベストセラー「猫にかまけて」待望の第2弾

それはそれで別にいいんだけれども、君自身そんなことでいいのか? とエルに問いかけるとエルは驚愕したようなまんまるな瞳で私を凝視し、それから、ぴょんかぴょんか、跳びながらやってきて私の手に噛みついた。――<本文より>
講談社HPより

ぎゃ〜。画像に帯部分がついてなくてめちゃめちゃ残念です。
にゃんこの写真があるんですが…

というわけで、復習も万全で読みました♪
復習しといてやっぱり正解。町田家の猫たちがスラスラと頭の中に浮かんできた。

それにしても、町田家、猫多すぎ。
ボランティアの人が次々と猫をおうちに連れてくるシーンは爆笑してしまいました…。
普通の家では絶対無理…

あいかわらず、町田目線の猫たちは素敵でした。
茶化してるようで、優しい。
ただ今回も悲しい場面がいっぱいありましたが(病気の猫が多いんですよ(>_<))…

それにしても作家さんの飼ってる猫ってなんでこんなに魅力的なんだろうと、また思ってしまいました。
2冊あわせて、おすすめ。
|  ◆町田康 | 20:48 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
猫にかまけて
評価:
町田 康
講談社
¥ 1,680
(2004-11-16)
JUGEMテーマ:読書

写真と文章で綴る、猫たちとの暮らし

どうでもいいようなことで悲しんだり怒ったりしているとき、彼女らはいつも洗練されたやりかたで、人生にはもっと重要なことがあることを教えてくれた。――<あとがきより>
講談社HPより

新刊の『猫のあしあと』(講談社)を5ページほど読んで、これは前作から読み直さねば!と慌てて借りてきた本です。

町田さんと、猫たちとの生活の本。
良かったです。

町田節全開の猫たちの観察記録?は無条件に笑えます。
本当この人、猫にかまけてるんだなあと、微笑ましく思いました。
とりあえず、猫たちはものすごく可愛い可愛い!!
猫たちにでろでろな町田さんも可愛い(失礼)。

そして、実は半分くらいは猫の闘病記なんですが、これはとても切ない。
ヘッケ(ネーミングセンス最高)への篤い看病、それが報われなかった死…
町田家の人々の小さな家族を大切にする気持ちが伝わってきました。

街で猫を見る目が変わりました。
|  ◆町田康 | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
テースト・オブ・苦虫 4 (4)
評価:
町田 康
中央公論新社
¥ 1,785
(2007-05)
いっそう深まる不思議な味、魅惑のエッセイ集第四弾。「私の演劇遍歴について申しあげよかな」「なんでも知ってる僕だけど」「地獄の商店街」「どう書いても嫌な奴は嫌な奴」ほか
中央公論新社HPより

面白い!!
やっぱり町田康は最高。

この妄想エッセイ?本読みスランプを吹き飛ばしてくれました♪
ぶっちゃけ説明は難しいんやけど、とにかく面白くて私は大好きです。

おおきに、おおきに!(意味不明)
|  ◆町田康 | 21:24 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
真実真正日記
真実真正日記

『真実真正日記』町田康(講談社)
世界にあふれる「真実」を疑え!
ストーリー、つまり嘘、を書き続けることに疲れた作家の「僕」は、本当のことだけを書く「真実真正日記」をつけはじめる。嘘と真実は次第に混沌としてゆき……。
講談社HPより

もう一冊、町田康です。そして、たぶん今年最後の感想。

もうあいかわらずの町田節で、とても面白かった。

…そういえば、最初に本当の事だけを書くってゆってたのか。全然忘れてた!
あんまりも無茶苦茶だから。

ひとつの事象を書くのにここまでこねくり回して書けるのかとびっくりするほど、くどい。でも、文章のリズムとかはやっぱり良くって、気がついたらずんずん読み進んでいた。

しかし、作中の作家が書いてる「悦楽のムラート」無茶苦茶ですがな。
全然読みたいと思わんけど(大変そうだから)、書いてる過程のあらすじとかはおもろい。良くそんな脱線してゆけるなと感心。

主人公の妄想なのか現実なのか無理やり引きずり込まされるのはさすがです。
いや、面白かった。
感想は書きにくいけど。
|  ◆町田康 | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
テースト・オブ・苦虫
テースト・オブ・苦虫〈3〉

『テースト・オブ・苦虫3』町田康(中央公論新社)
「極悪なメール」「真面目すぎておかしいといわれる」ほか、読売ウイークリー連載中のビターなエッセイ集、大好評第三弾。
中央公論新社HPより

シリーズ第三弾!!
かなりおかしいです。
どこまで本気なのか不明。
このテンションで週間連載を続けてるってやっぱり素なのかしらん。

爆笑必至。
ちょっと私まで変になったりして…
|  ◆町田康 | 22:27 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
人生を歩け!
人生を歩け!
人生を歩け!
町田 康, いしい しんじ

『人生を歩け!』町田康/いしいしんじ(毎日新聞社)

こないだ読んだ『人生を救え!』(角川文庫)の第2弾。
今回はオール対談で、悩み相談はなしです。

大阪出身の町田康、いしいしんじが上京後暮らした所を訪ねながらおしゃべり歩きするという趣向。

対談は読むの疲れる…読みやすそうに見えるのに読みにくいんだよなあ…
でもふたりは本当にいいコンビ!て感じでちょっぴりうらやましくなります。おもろいし。

町田康はがらがらひいてるんやな、とかいしいしんじはあれが嫌いなんやなとか、そういうどうでもいいところにふーん思いながら読んでました。
全然関係ない話に見えるのに気づけば人生を語ってる、ゆーのが深い!
私も関西から東京に来た人なのでうなずくところもありました。

それにしても、体調があんまり良くないので軽いと思って読んだ本が意外と読み進みにくくてそれがちょっとつらかったです。
…というか疲れてたんでしょうね、多分。
|  ◆町田康 | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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