ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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初恋素描帖
評価:
豊島ミホ
メディアファクトリー
¥ 1,260
(2008-08-20)
JUGEMテーマ:読書

“思春期まっさかり”の中学2年生×20人の男女それぞれの「ままならぬ想い」を描く連作掌編、全20話。片想いの子もいれば、両想いの子もあり、恋愛には縁遠い子もあり……。『ダ・ヴィンチ』連載分に、新たに書き下ろし8本を収録。浅野いにお氏による全20人のイラストも必見!の思春期小説、決定版!!!
メディアファクトリーHPより

中学生たちの恋を描く連作掌編集。ひとつひとつのお話はほんの数ページですぐに読み終わります。
クラスメイトが次々と交代して語っていく構成。
それぞれの恋愛観なんかがいかにも中学生らしくて面白かったです。
そうそう、このころってませてる子はすごくませてるし、そうじゃない子は結構ぽんやりしてるもののような。
ちょっと懐かしい気持ちもあり、楽しく読めました。

目次が名簿になってるんですが、なかなか楽しい趣向でした。
こうやって見ると、仕方ないとはいえ、お話にならなかった子たちがいるのがちょっと…自分が飛ばされたようで、なんだか心が痛みます(;_:)
|  ◆豊島ミホ | 22:33 | comments(3) | trackbacks(2) | pookmark |
カウントダウンノベルズ
評価:
豊島 ミホ
集英社
¥ 1,365
(2008-05)
JUGEMテーマ:読書

J-POP TOP10チャートから生まれるドラマ
トップを走り続ける歌姫の恐れ、人気アイドルグループの輝きの秘密、解散直前バンドの悲哀、話題の新人のデビューの経緯――トシマミホが音楽シーンで生きる若者達の光と影を描いた小説集
集英社HPより

なかなか面白かったです。
音楽チャートの1位のアーティストから、順にそれぞれの今や思いを描く連作小説集。1位から順位が下りていくので、カウントダウンではないような…

最初豊島さんらしくない設定…とちらりと思ったんですが(いや、すごい面白い設定なんだけど。こういう華やかな世界がちょっとイメージじゃなかったので)、お話の方はまんま豊島さんでした。
全体的にほろ苦い。
華やかな世界の裏側ってこんなもんなのかもなあって思いながら読んでました。
そして、露骨に想像できる実在アーティストがいるので、その人たちの顔が浮かんじゃった。なんか複雑な気持ち…
あんまり音楽詳しくない私でもはっきりわかる人がいるので、詳しい人は全部わかっちゃうのでは?オリジナルなキャラクターもいるのか??とか気になります。

お気に入りは、「ピクニック」「絶望ソング大全集」。
後半の方がなんだか好きでした。
お話それぞれにところどころ、「あ」と思うところがあったんだけど、短くってつかみきれなかった気もします。
そう考えると、ちょっと惜しかったかなあ。
|  ◆豊島ミホ | 21:24 | comments(7) | trackbacks(3) | pookmark |
花が咲く頃いた君と
JUGEMテーマ:読書

気鋭の作家が四季を彩る花とともに描く青春小説。4編からなる連作集。祖父との交流を描いた「椿の葉に雪が積もる音がする」は必読の1編。
双葉社HPより

なんか勝手に「桜の咲く頃〜」とか思ってたら、桜もあったけど季節のお花盛りだくさん。表紙のイメージだったみたいです。

なんとなく居心地の悪さを感じる短編集でした。
読んだタイミングなのかもしれないけれども、全体的にちょっとイラっとしてしまった。
む〜ん。

「コスモスと逃亡者」とか結構好きな感じなのだけれど。
逃げてる男とのいろいろはいいけど、主人公の設定がちょっと。
「僕と桜と五つの春」が一番良かったです。

読んでる間は、いろいろ思ってたんだけど、読後感の方は悪くない不思議な作品集でした。
評価:
豊島 ミホ
双葉社
¥ 1,365
(2008-03-19)

|  ◆豊島ミホ | 19:25 | comments(8) | trackbacks(2) | pookmark |
リリイの籠
JUGEMテーマ:読書

女の子同士って、むずかしいけれどやっぱり特別。

絵のモデルを頼んだ加菜に、憧れにも近い感情で惹き付けられていく美術部員の春(「銀杏泥棒は金色」)。
生意気な女子生徒・由貴に、こっそり大切な思いを打ち明けてしまったえみ先生(「ポニーテール・ドリーム」)。
容姿の劣る親友・実枝に彼氏ができ、穏やかでいられなくなる里加(「いちごとくま」)。

女子高を舞台にキラめく感情の交差を描き出した、書下ろし1編を含む全7編。
光文社HPより

表紙がなんというかものすごく女の子らしい本。凝ってます。

女子校を舞台にした連作短編集。
豊島さんらしい本?

女同士らしい、ややこしく面倒くさくていやらしい部分と、それでも女の子っていいのよ!って思う部分が興味深く読めました。
おんなじと思うところもあるけど、女子校ってやっぱり独特の雰囲気だなあ…

生徒たちばかりでなく先生視線のお話が面白かったです。
「ながれるひめ」の姉妹の話がすごく好きでした。
やっぱり女姉妹に憧れる…
評価:
豊島 ミホ
光文社
¥ 1,365
(2007-12-14)

|  ◆豊島ミホ | 19:51 | comments(10) | trackbacks(5) | pookmark |
東京・地震・たんぽぽ
評価:
豊島 ミホ
集英社
¥ 1,365
(2007-08)
地震によって揺すぶられる14人の心といのち
東京で大地震発生。日常がもろくも壊れてしまった時、信じられるものは? 一緒にいたい人は? 子供、主婦、サラリーマン、アイドル、ニートなど14人の「その時」を描く書き下ろし短編集。
集英社HPより

14編の連作短編集。ひとつひとつのお話はかなり短めです。
書下ろしだって。

さて。
今現在東京にいるワタクシにとってはなんとも不吉な1冊でした。
読みながら、たった今地震がくるんじゃないかとひやひや。
地震にあったそれぞれの立場の人たちの視点で語られるんですが、冷静には読めませんでした。
あんまり考えたくないというか。

神戸の震災の時は関西にいましたので、やはり地震は現実のモノとして恐ろしいと感じてしまいます。
一瞬で日常が壊されるようなことはないように祈るばかりです。…しかしこればっかりはねえ。
|  ◆豊島ミホ | 21:07 | comments(9) | trackbacks(7) | pookmark |
ぽろぽろドール
評価:
豊島 ミホ
幻冬舎
¥ 1,470
(2007-06)
かすみの秘密は、頬をぴしりと打つと涙をこぼす等身大の男の子の人形。学校で嫌なことがあると、彼の頬を打つのだ(「ぽろぽろドール」)。人形に切ない思いを託す人々を綴る連作小説。
幻冬舎HPより

すべてのお話に人形が出てくる短編集。

正直ちょっと気持ち悪い小説でした。私には。
ぬいぐるみとかかなり好きなんですけど(は!私は完全にぬいぐるみ派だった…お人形遊びはあんまりした記憶が…)、お人形ってあんまり…

とはいえ、作品を否定するわけじゃなくって、そーゆーのもあるんかなあって思いながら読みました。ってかありそうって思って。

人形のある風景って見方によっては結構独特の空間だなあ、と。
「ひとがた」ってやっぱりいろいろ思いを吸い込みやすいのかな…

「手のひらの中のやわらかな星」でお人形の洋服を作るのがちょっと楽しそうでした。
「めざめる五月」はかなり官能的でびっくり。そういえば人形ってちょっと背徳的な気が…
表紙の装丁とか、テーマとか、なんとなく幻想的というか、淫靡な香りのする一冊でした。
|  ◆豊島ミホ | 21:18 | comments(7) | trackbacks(5) | pookmark |
神田川デイズ
評価:
豊島 ミホ
角川書店
¥ 1,470
(2007-05)
大学生たちの息遣いと切実な思いをリアルに描く、傑作青春小説。

根拠のない自信に、過剰な自意識と鬱陶しいまでのナイーブさを抱え、僕たちは、惑い、傷つき、夢を見つけようと上を見上げては途方に暮れる。大学生たちの息遣いと切実な思いをリアルに描く、傑作青春グラフィティ。
角川書店HPより

連作短編集。

ええよな、大学生!と思わずにはいられなかった一冊。
思い返してみると一番あれやっとけば、とかこれやっとけば良かったって思うの大学生の時なんですよね…まあ結局何にもできなかったクチですが。

なんとなく懐かしい気持ちになりました。
このままじゃいかん!って思ってて何かやれた人もいれば、結局何もできない自分を発見しただけの人もいてちょっと苦い物語もありましたが、それもまた青春だなあと。
子どもでも大人でもない微妙な時期ですよね。

大学生のあの時間って、無駄なようで無駄じゃないんだなあと思ったりしました(まあ、ものすごく有意義に過ごしてる人もいるんでしょうけど)。
|  ◆豊島ミホ | 18:59 | comments(5) | trackbacks(4) | pookmark |
底辺女子高生
底辺女子高生

『底辺女子高生』豊島ミホ(幻冬舎文庫)

高校生時代のことを書き綴ったエッセイ。文庫書き下ろし。

エッセイはあんまり読まないです。のでちょっと新鮮。

高校生…ちょっともう大昔の話やな。
著者の豊島さんは、1982年生まれということなので今年24歳?若いのは知ってたけど思ってたより若い。ふーん。

変わってないと懐かしく思えるところと、今の子やな〜と思うところがありました。
ちょっと高校時代のことを思い出した。
私は高校3年間クラス替えのないクラスでした。文系だったので2対1くらいで女子の方が多かった。団結力は学年通してもぴか一で(そりゃそうだ、他のクラスは毎年クラス変わるんだから)イベント好きのクラスでした。みんなどうしてるかなあ…

エッセイの方は、面白く読めました。
でもなんとなく高校生豊島ミホ像が頭に浮かばない…
イメージが一定しないのですね。問題児であったことは確かみたいなんだけど、自分で〈底辺〉とか〈地味〉とか言ってるわりにはやってること結構派手なんですよ。お友達も結構いたみたいな感じだし、暗くない。よくわからん。
赤点クィーンとか言いながら確か早大でしょ?まあ頭はよさそうな感じか。
この人が小説書いてR18文学賞に応募したというのも謎。
小説とか読んでると〈地味女子〉な雰囲気が漂ってるんですが…

まあ、面白かったのでいいや。
イラスト、上手ですね。いいな、画才のある人は…
|  ◆豊島ミホ | 16:42 | comments(8) | trackbacks(3) | pookmark |
エバーグリーン
エバーグリーン

『エバーグリーン』豊島ミホ(双葉社)

ワタクシが最近注目してる女性作家豊島ミホ、最新作。
これも良かったです。
漫画家を目指すアヤコと、ミュージシャンを志すシンは別々の高校に進むことになる。卒業式のあと二人は約束する。10年後にまた会おう。10年、その間に二人はどうなるのか。淡く切ない、残酷だけど美しい日々を描いた青春小説。書き下ろし。
Amazon.co.jp 商品紹介より
これだけ読むと少女漫画みたいやなあ。

大人になるって事はどういうことだろう、と考えました。
夢とか将来とか周りからいっぱい言われてた子どもの頃。いつの間にか大人って現実を見ろ、とか言うんやんね。世慣れしていくことが大人になったってことなのかしら?

でも地に足をちゃんとつけて歩いてゆくというのは悪いことではないですよね。あきらめとは違うんだけど、うーん…もっと自然な感じ。
日常とか現実とかはばかにしたもんではないんだけど、でも夢も大切だよなと思った。
なんだか妙にいろいろ共感できて、変な気分でした。懐かしい、というか。

あと、中学生っていうのが絶妙です。
中学って今は知らんけど、一番いろんな人が混ざってる時だと思うのよ。高校とかになると振り分けられてゆくのでだんだん似たような人たちばっかりになっていくんよね…
私は中学の時は苦しかったけど、一番いろいろ考えて一番いろんな人たちを見た時のような気がします。

非常に読後感の良い本でした。
|  ◆豊島ミホ | 19:23 | comments(2) | trackbacks(2) | pookmark |
夜の朝顔
夜の朝顔
夜の朝顔
豊島 ミホ

『夜の朝顔』豊島ミホ(集英社)

もういっちょ、豊島ミホです。一応これで今回は終わりのつもり。まだ既刊はありますけど。

これもなかなかよかったです。
人生で一番長い6年。
05年『檸檬のころ』で一気に注目を集めた著者。小学生センリが初めて知る不安、痛み、恋。新しい発見に満ちた濃密な日々のなか、ゆっくりとオトナになる少女を描いた連作集。

人生で一番長い6年、というのはきっと本当だろうな。永遠に終わらないかとさえ思ってた。
あの頃はノストラダムスの大予言、までの未来しか考えたことなかった(笑)。

著者が後書きで言ってますが、〈誰にとっても小学生時代のアルバムになるように>ということで、小学校の一学年につき1作の短編集。あ、4年生は書き下ろしありで2作です。

子どもにもやっぱりいろいろあって、それぞれの悩みがなんか面白かったです。歳を重ねるに連れて悩みが変わる。おっきくなってるんやなあ、とおもった。
根本は人間関係なんですけどね。今も同じか。

私は小学6年生の遠足の場所は言えない口ですが、子どもの頃を思い出してしみじみしました。
私も恋とかには晩生だったので、修学旅行とかの恋の話には困ったなあ。好きな子がいないと微妙なんですよね、あの頃って。
|  ◆豊島ミホ | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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