ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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ROMES06 まどろみの月桃
JUGEMテーマ:読書 
世界最先端の施設警備システム・ROMES06を擁する西日本国際空港で、ついにテロ事件が起きた!? 中国のVIP暗殺を試みるテロリスト・グループのあまりにも周到な計画。ROMESの天才的なシステム運用者・成嶋は、故国と家族──すべてを失った男の執念から、空港を守り抜くことができるのか?
徳間書店HPより

第二弾が出たときもへえーと思いましたが、まさかの第三弾。
ドラマとかにもなってたことを見ると人気が高いのかな?
今回読んだ感じではまだまだ続きそうな予感。

このシリーズは、画期的な警備システムである「ROMES」の運用側から描いたお話っていうのが、ちょっと読んでて珍しいなあと思います。
こういうシステムって、管理社会はやばい!みたいな描き方をされることが多い気がするんですが、基本「ROMES」のことはみんな大絶賛ですから。
どっちかというと、テロリスト側からの目線に慣れてる気がしてなんだか新鮮。

視点が違うとこういうもんかな、と興味深いです。
ところどころで、やっぱり危ういと感じること言ってますしね。
守るためにはやむをえない的な。
線引きが難しいです。やりすぎてもだめ、やらなくてもだめ。

さておき、あいかわらず〈成嶋〉は飄々とカッコいいし、愛犬〈ハル〉はかわいいし、愛犬以上に尻尾振ってる気がする〈砂村〉は報われてないし(でもなんだか幸せそうだからいいんだろう)。
なかなか人に目が向かない〈成嶋〉ですが、今回はちょっと違いました。痛くもありましたが、これから先、彼も変わっていくのかなあ。

シリーズ終わるときはど〜ん!ってな感じで派手に終わって欲しいです。
|  ◆五條瑛 | 18:41 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
天神のとなり
評価:
五條瑛
光文社
¥ 1,680
(2008-09-20)
JUGEMテーマ:読書

他人の心の痛みに敏感で、まじめで正直なのに世渡りベタ。
そんな男が生きる東京・亀戸天神あたり。
人生を棒に振りそうになりながら、それでも懸命に生きる姿をいったい誰が笑えるだろうか――。
光文社HPより

面白かったです。
長編と思ってたら、短編集でした。
ここ最近、最初は抜群に面白いんだけどだんだん盛り下がっていきがちな印象の五條作品。
大風呂敷広げたなあ〜って感じのド派手な物語が多いんですが、今回はわりと地味な話でその分気軽に読めた気が。

もと大学の准教授の〈鏑木〉。
とある事件を起こしたことがきっかけで、今はヤクザの使い走り。
頭がいいこと?を活かして、ヤクザがらみの探偵みたいな仕事やらされてます。
いやいややってるんだけど、これが結構はまってる。

そして彼を含め周りの登場人物が非常にいい感じ。
プールバーのバイトで彼を慕って何かと世話をやいてる〈京二〉をはじめ、風俗嬢の〈エイコ〉はもちろん、〈鏑木〉を使ってるやくざの〈白樺〉もなんか憎めないキャラ。
彼らと〈鏑木〉のやりとりがとっても楽しいです。

こんな生活からは早く足を洗った方がいいって言ってるし、そうだと思うんだけど、このままでもなかなか楽しそうな人生じゃないの?とも思ってしまうようなお話でした。
|  ◆五條瑛 | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
J
J
評価:
五條 瑛
徳間書店
¥ 1,890
(2007-03)
J……彼女は誘惑者、そしてテロリスト。
テロが日常化した近未来東京で、Jに恋し、その姿を追う少年が見たものは!? 
徳間書店HPより

今回は中心人物が女性ということでちょっと珍しい感じ?
あいかわらず革命革命ゆってる著者ですが今回もそうで、近未来の東京では毎日のようにテロが起こってました。
これが近未来の東京といわれて、否定できない感じが嫌。
そしてテロ実行の請負というのが、日本では本当に成り立ちそうでこれも嫌。

お話としてはそれほど盛り上がりポイントはなかったんですけど、それなりに面白く読めました。
主人公の少年の成長ぶりが好感度高かったです。

実は私、最初の方〈J〉が本当は男いう設定ではないかとか思いながら読んでた…
いや別にだからどうということはないんですが…
|  ◆五條瑛 | 21:21 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
赤い羊は肉を喰う
昔ながらの雰囲気が残る下町・八丁堀にある弱小リサーチ会社に勤務する内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。しかし八丁堀にはなぜか少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増していく。ほんの好奇心から原因を探る偲。そしてついに知り合いの女子大生が失踪し死体で発見されてしまう…。ナチス・ドイツに連なる大衆心理操作の恐怖、そして人間の“愚かしさと愛しさ”を精緻な筆致で描く鮮烈エンターテインメント。
「BOOK」データベースより

幻冬舎のHPの解説を読んでたら、五條さんって元自衛隊情報官なんですってよ。知らんかった…
私は読んでないんで、どこがどうかわからんのですが著者の鉱石シリーズとちょっとかぶってるらしいです。

さて。
結構多作の著者ですが、最近は、はじめはすげえおもしろいけど最後のほうしりつぼみなことが多いなあという印象。
今回の作品は冒頭でそれほど盛り上がらなかったので、それほど失速感なく読めました。
ただ、またまたすごい長いです。またもやニ段組369P!(最近の私は修行かと思うくらい長い本ばっか読んでる。全然進まない…)

このお話のテーマは〈大衆操作〉なんですけど、最近の社会情勢を照らし合わせてみるとかなりしゃれにならなくて怖かった。
興味深い部分もあったんだけど、やっぱり怖い。
この怖さっていうのは操作されてるかどうかってのが自分ではわからんことだと思うんですけど。
操作されてるよなと思うことってあるんだけど、そう思うことすら操作されてるんじゃないかって、堂々巡りです…て考えすぎですか。

背筋がひんやりするようなネタはいっぱいありましたが、さすがに登場人物はみんな魅力的でよかったです。
ただ、社長、中途半端だったなあ…。
もっとどっきり展開期待してたのですけど。

とにかくこういうこともありうるよなあと考えてかなり怖い気持ちになった一冊でした。
|  ◆五條瑛 | 22:14 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
ROMES06
ROMES06

『ROMES06』五條瑛(徳間書店)
世界最先端の施設警備システムROMESに守られた海の要塞、西日本国際空港。だが、ROMESの全貌を知る者は、西空警備チームでもただひとりだけ。成嶋優弥。ROMESの最高運用責任者。鋭い知性と飄々とした言動で他人をケムに巻く、常識はずれの天才が信じるのは、愛犬ハルと、自らが運用するシステムのみ。ある日、西空に複数のテロの予告状が届く。そしてROMESの警告装置が作動した!?成嶋とテロリストたちの、知と情を賭けた白熱の攻防が始まる。
「BOOK」データベースより

出版社の淡白な内容紹介を引用しようと思ってたら、いいのか?ということが書いてあったので無難なこちらにしました。あ〜、びっくりした。これから読む人は見ないほうがいいと思います。

で、またまた。登場人物が多いよ〜!!と五條作品では『瓦礫の矜持』(中央公論新社)に続いて人物表を作成しながらの読書となりました。
まあ登場人物紹介を載せるのは無理と思うけど…

最初の方は本当に面白くてドキドキするんだけど、またちょっと最後が物足りない印象でした。最初の方の何が起きるんだろうというドキドキ感はたまらんのですけどね。これだけでも十分といえばそうなのかもしれませんが…

いつもどおりできる男がスマートにきめてくれます。ってかあんまり何にもしてなかった印象が…システムががんばってたのでしょうか?
部下の砂村君が真面目でコンビとしてみると好感度高かった。
しかし、何より今回は元麻薬探知犬のハルがとても可愛くて良かったです。

飛行場の内部の方の話はとても興味深くて飛行場に行ってみたくなりました。
|  ◆五條瑛 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
エデン
エデン

『エデン』五條瑛 (文藝春秋)
新宿のスラムで育ったストリートギャング、亞宮柾人。彼が、政治・思想犯専用特別矯正施設「K七号施設」に入れられた時、「闘い」は始まっていた!見せてくれないか、信念とやらが造り上げた楽園の姿を。
Amazon.co.jp 商品紹介より

五條瑛新刊。この本ちょっと高い…文芸書で二千円オーバーは苦しいです。いい紙なのかな?

刑務所モノ!です。
羊の群れに放り込まれた狼、みたいなストリートキッズ〈亞宮〉が主人公(だって〈亞宮〉見たら他の囚人たちって草食動物みたいなんだもん)。
『オール読物』連載を単行本化ということで連載モノらしいお話の進み方だったような気がします。

設定とか面白くって、タイトルと絡み合わせてもふむふむ、という感じで結末が気になって一気に読んでいけました。
でも、これがまた前の『瓦礫の矜持』(中央公論新社)と同じパターンで尻すぼみな印象が。最後の章とかページ数が少なくなってきて本当に後これだけで終われるのかと心配しながら読んでしまいました。
んで、結局よくわからん結末で…いや結末はわかるんだけど納得いかんというか。私的には謎も残ってるし。

主人公の〈亞宮〉は野蛮でクールでかっこいいし、ストリートでは敵だった〈蔡〉との友情なんかもいいし、素敵な要素はいっぱい散らばってるんです。
でも結局黒幕?〈北所長〉の思惑がいまいちピンとこないし、カウンセラーは結局なんだったのかとか消化不良な感じが…
ちょっと残念。
|  ◆五條瑛 | 23:28 | comments(6) | trackbacks(1) | pookmark |
瓦礫の矜持
瓦礫の矜持

『瓦礫の矜持』五條瑛(中央公論新社)

登場人物が多くて最初は、「あれ?これ誰やっけ?」とページを戻る連続でした。
段々面倒くさくなってきたので、自分で人物表をつくりながら読んだら、まあその後は何とかスムーズに読めました。
登場人物表が欲しかったよ。

で、お話の方なんですが、結構分厚い本な割に内容が薄いというか…登場人物が多すぎて散漫なのかもしれません。
黒幕とかは早い時点でわかってしまうし、そのわりに話が進まないイメージが…。
チームとしてカッチリしてんのかな、と思ったらそうでもなくて。
切れる人物がいなかったのかも。鋭さがない?
何より五條瑛作品にしては珍しく、お気に入りの男性がいなかったのもちょっと残念。期待させやがって、って人はいたけど。

あ、でもボードゲームの話は面白かったです。
私の周りにもボードゲーム好きが約1名…彼はゲームをやることよりゲームの説明書を読むのが好きらしいです。実際にゲームをやることはほとんどないのだそうな。やってくれる人がいないというのもあるみたいですが。

あ、そういえば歌川兄弟は好きだったな。もうちょっと露出があればな。
|  ◆五條瑛 | 20:31 | comments(2) | trackbacks(3) | pookmark |

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