ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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野川
評価:
長野 まゆみ
河出書房新社
¥ 1,365
(2010-07-14)

JUGEMテーマ:読書 
両親の離婚により転校することになった音和(おとわ)。野川の近くで彼は、父と二人暮らしを始めることになった。新しい中学校で新聞部に入った音和は、仲間たちと伝書鳩を育て始める。そこで変わり者の教師・河井の言葉にいざなわれ、いつしか音和は、鳥の目で世界を見たいと願うようになり……。長野まゆみの最高傑作!

河出書房新社HPより

田舎…というほど田舎じゃないはずだけど、自然が美しかったです。
野川って本当にある川なんですねえ。ふーん。
なんというか爽やかで伸びやかな雰囲気のお話でした。

部活動で育てる鳩のお話が面白かったです。
レース鳩の話を聞いたことがあったんですが、しゅっとした鳩なんでしょうねえ。
公園の鳩とか、ものすごい鈍いもん。
飛行訓練とかなんか戻って来なさそうなイメージ…
最初の飛行訓練ってドキドキだろうなあ。

学校の先生が素敵でした。
〈音和〉は転校でいろいろ大変だけど、いっぱいいい出会いがあってよかったなあ。
|  ◆長野まゆみ | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
左近の桜
評価:
長野 まゆみ
角川グループパブリッシング
---
(2008-07-24)
JUGEMテーマ:読書

匂いたつかぐわしさにほろ酔う、大人のための連作奇譚

武蔵野にたたずむ料理屋「左近」。じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。宿の長男で十六歳の桜蔵にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが…。
角川書店HPより

なにやら耽美な雰囲気のただよう作品です。
『白昼堂々』(集英社文庫)シリーズとかのラインですかね?
長野さん、時々すごい官能的なんありますが、これはそのへんはソフトかも。

面白く読めました。
やっぱりこの方の作品は、世界観というか雰囲気がいいです。
境界があやふや。

主人公の〈桜蔵(さくら)〉も興味深いですが、大人たちがすごく妖しくて気になります。
卵好きの弟もいい味出してます。

装丁もシンプルで好き。
もうちょっと続いて欲しいなあ。新しいシリーズとかにしてくれんかなあ。
|  ◆長野まゆみ | 21:15 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
カルトローレ
評価:
長野 まゆみ
新潮社
¥ 1,575
(2008-04)
JUGEMテーマ:読書

作家生活20周年の新境地が、白い世界に拓かれる記念碑的作品。

沙漠では、ことばもかたちを見失うのね――。長く生活の場であった《船》をおりた私は、キビ色の沙地の白い家で暮すことになった。パイ生地のようになった109冊の航海日誌(カルトローレ)を解読することが仕事だ。そこに現れたのは、琥珀色の肌の少年、蜜色の髪に淡緑の目の青年、移民局の役人、そして――。現と幻のあわいに拡がる物語。
新潮社HPより

ぎゃ〜!!画像が出ない(>_<)あまぞ〜ん
すごく素敵な装丁の本です。美しいラブラブ

独特の雰囲気のある作品。
異世界の中に異世界がもうひとつ、みたいな。

世界設定がものすごく細かくって、物語に入り込んでいけます。
主人公が引っ越してきて、新しい場所で暮らすお話なのだけれども、まずご近所さんをはじめ登場人物がなんだか良くって、ところどころに大変素敵な小道具?が出てくる。
そういえばごはんシーン(私が好きなほうの食べ物ではないんですが…)が相当いっぱいあって、それもいい感じでした。

特にここが面白いとか何かすごいことが起こるわけでは全然ないのだけれども、その世界にどっぷり浸るみたいな感じで穏やかに気持ちよく読めました。
私は好きです。
|  ◆長野まゆみ | 19:11 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
メルカトル
評価:
長野 まゆみ
大和書房
¥ 1,365
(2007-04)
地図収集館で働く青年リュスの周囲で次々と起こる不可思議な出来事──。長野まゆみの新しい魅力が煌めく極上のロマンティック・ストーリー!
大和書房HPより

地図が好きです。見てるだけなら。
重度の方向音痴なので、使用するのは苦手ですが。
なので「地図収集館」ちょっといいなあとか思ったり。

なんだか可愛らしいストーリーでした。
複雑といえば複雑なのだけれども、こういう仕組まれた感じのお話はわりと好き。
登場人物みんな関係者、みたいな。

主人公のリュスが住む町の雰囲気がすごくいいです。
部屋とかもいい感じ。
オトメ心がくすぐられる一冊でした。
|  ◆長野まゆみ | 00:17 | comments(6) | trackbacks(1) | pookmark |
となりの姉妹
評価:
長野 まゆみ
講談社
¥ 1,575
(2007-03-23)
懐かしい場所に、いちばん大切なものがある。
ある日、庭から発見された蛇の石の意味は?

家と家、人と人にまつわる不思議の縁、幼いときの記憶と「今」を結ぶ秘密の架け橋。長野まゆみの新境地を拓く新作長編小説!

姉妹はふたりともいい年頃だ。器量はそこそこで、化粧をすれば美人で通る。……神童だったわが家の兄が今のような風来坊になったのは、自転車で塾へ向かう途中で雷に撃たれたからだと云う人がある。運よくかすり傷だったものの、3日ほど寝こみ、そのあとで以前とは別人のような性格になった。でたらめな話だが、近所のうわさとはそんなものだ。――<本文より>
講談社HPより

新刊メモでずいぶん長いこと書き続けた(毎月リストにあがってた。のびのびだったのね)本をようやく読むことができました。
装丁もほんわか可愛い感じですが、本文の紙がかなり素敵。
こういう凝った本は見てて楽しい。もちろん内容がそぐわないとあかんと思いますが(だって、やっぱり本の単価とか高くなると思うのでそれなりのものを期待したいです)。
そういう意味では、本の見た目と内容がかけ離れてはいない一冊だと思いました。
なんだか良かった。

女の子が主人公ということで、著者の作品では珍しい印象。年齢もちょっと高めな気がしました。
ただ内容はいつもの長野ワールド。
不思議だけど不思議じゃなく語られる物語。
奇妙なことなのに、登場人物たちがあまりに自然なので、ああそんなもん?みたいに思ってしまうんですよね。
言葉の使い方とかが凝ってました。

そして登場人物では、お兄さんがお気に入りでした(やっぱりか)。
タイトルの姉妹より断然存在感があったし(っていうか特に妹は印象が薄い)。
雨の日が似合う一冊でした。なんとなくだけど。
|  ◆長野まゆみ | 22:18 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
あめふらし
あめふらし

『あめふらし』長野まゆみ(文藝春秋)
ウヅマキ商会を営む橘河にタマシイを拾われた岬。「きみが生きているのは、おれがタマシイを掴まえているから。しばらくおれのところで働いてもらう」 しかし、仕事の背後に怪しい気配が…。極上の和風幻想譚。
Amazon.co.jp 商品紹介より

ちょっと失敗したなと思ったのは、これを通勤電車で読んでしまったこと。
全然似合わんし、なんつーか入り込めなくてもったいなかった。
静かな雨の日におうちで一人で読むのがぴったりそうな本。っても、今の時期では無理ですけどね。暑いし。
そんなわけで、世界に入り込んでしまえば大丈夫なんですが、なかなか入り込めずに、あれ?あれ?とか思いながら何回も同じところを読むことになってしまった。のってきたのに、降りる駅、とかね…

おはなしは、いつもどおり?というかの不思議ワールド。
ただ、わりとエロティックな雰囲気が濃厚というか…はっきりとは書かれてないんですけど、結構露骨な気がしました。いつもこんなもんですか?
面白いのは男女間と男男間の描かれ方がはっきりと違うこと。当たり前かな?私は面白かった。

このお話はどうも『よろづ春夏冬中』(文藝春秋)の中のお話のどれかとリンクしてるらしいです。『よろづ〜』読んだんですが覚えてねえ…

ちょっと怪しくてしっとりとした気分になれました。

|  ◆長野まゆみ | 19:22 | comments(3) | trackbacks(1) | pookmark |

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小路 幸也
ものすごく大好きな本。
2006年の私の一冊。
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