ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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幸せになる百通りの方法
JUGEMテーマ:読書 
「ここではないどこか」「あなたじゃない誰か」はいつも予想外!

恋人が突如「歴女」になってしまった、リストラを家族に言い出せない、不倫の恋の踏ん切りがつかない……そんなあなたのための7つの物語

α波放出のためにモーツアルトを聴き、「外見力」を高めるために特定の色のネクタイを選ぶ……それは成功して幸せになるため! 荻原浩さんの新作は7編の作品を収めた短編集です。表題作の『幸せになる百通りの方法』は奇妙な成功ジンクスに囚われた男の悲喜劇を描きます。他にもリストラされたことを家族に言い出せない『ベンチマン』、役者志望のはずがやっていることは詐欺の片棒担ぎ『俺だよ、俺』など、困難な時代に滑稽な努力をしている人々を鋭くそして温かく描きます。(YS)
文藝春秋HPより

なんだか自己啓発本みたいなタイトルと装丁だなあと思ってたら、そういうネタの話があったのでした。
さておき、荻原さんの短編集。
いつもどおり、滑稽な人々がなんだか愛おしい、安定感抜群の一冊でした。

印象的だったのは「ベンチマン」
リストラされた男と、かつて彼と同じ境遇にあり今や帰る家のない身となっている男とのやりとりがよかったです。
ラストも良かった。奥さんちゃんと見てる。

「出逢いのジャングル」
本筋より、動物に関する小ネタが面白かった。動物園でお見合いパーティってのは楽しそう。
「歴史がいっぱい」
私が知ってる歴女はそんなに変わり身早くない…
あと表題作は一番笑ったかな。
楽しく読めました!
|  ◆荻原浩 | 19:05 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
ちょいな人々
JUGEMテーマ:読書

隣の庭木を憎む主婦、脱サラした占い師、いじめられっ子と一緒に復讐する相談員など、ちょっと変でちょっと可哀そうな人達のお話

「カジュアル・フライデー」に翻弄される製紙会社課長の悲喜こもごもを描いたのが表題作。「ガーデンウォーズ」では庭木とペットを巡る隣同士の死闘を、「犬猫語完全翻訳機」「正直メール」では奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社、そして、「くたばれ、タイガース」ではタイガースファンがプロポーズに行くと、彼女の父はジャイアンツファンだった……。その他にも破壊力あるコメディが次々に飛び出す、超強力短篇集。(KH)
文藝春秋HPより

荻原さんらしいユーモアあふれる楽しい短編集。
どこにでもいそうな人たちが、それぞれにアホなことやっとるんですが、それがなんだか心あたたまるというかなんというか。
結構自分本位だったり、嫌なことやってるんだけどなんだか憎めなくて笑える。
なんでそんな極端に走る…、って突っ込みながら読んでました。

そして、後半の「犬猫語完全翻訳機」のペットの気持ち、「正直メール」の変換が大うけでした。
あほすぎる…けど、ありそ〜。
この二編はちょっと毛色が違いましたが面白かったです。
野球好きとしては「くたばれ、タイガース」も楽しかった。
虎キチとジャイアンツファンは相容れないですね、やっぱり。
どうしようもないです。
評価:
荻原 浩
文藝春秋
¥ 1,600
(2008-10)

|  ◆荻原浩 | 22:03 | comments(6) | trackbacks(6) | pookmark |
愛しの座敷わらし
JUGEMテーマ:読書

生まれてすぐに家族になるわけじゃない。一緒にいるから、家族になるのだ。東京から田舎に引っ越した一家が、座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語。朝日新聞好評連載、待望の単行本化!
朝日新聞出版HPより

可愛らしい話。
新聞連載のせいか、大変読みやすくなっててさくさく読めました。
これなら新聞でも読めたかも?とか思った。
わりとオーソドックスな話なんだけど、とっても楽しかった♪

お父さんの仕事の都合で田舎暮らしすることになるのだけれども、家族それぞれがちょっとした悩みだったり、問題だったりを抱えてる。
その問題も特別なことじゃなくてわりとありがち。それがかえってよかった。
高橋一家にちょっと親近感。

座敷わらしは何をするというわけでもなく、ただそこにいるだけなんだけど、その存在のおかげで家族がだんだん近くなって行く様子を見て、嬉しくなってしまった。
それに座敷わらしはかわええし。

じんわりほっこり、楽しい物語で満足。
ラストもにっこり。とっても気持ちよく読み終わることができました。

新聞連載って事は毎日挿絵があったやんね。今から考えると惜しい!!
評価:
荻原 浩
朝日新聞出版
¥ 1,890
(2008-04-04)

|  ◆荻原浩 | 22:00 | comments(15) | trackbacks(9) | pookmark |
さよなら、そしてこんにちは
JUGEMテーマ:読書

いっしょけんめい
翻弄される人々 スーパーマーケットに勤務する松田孝司は食品課・非生鮮係長。自分の健康など二の次で、今日もメモを片手に血眼でテレビを見る。主婦向けの高視聴率番組で紹介される“身体にいい食品”をチェックするために……(「スーパーマンの憂鬱」)ほか、若い妻と愛娘にクリスマス・パーティーをねだられる住職、実は笑い上戸の葬儀社社員など、さまざまな人生を切り取った作品集。プロフェッショナルの悲哀を描く著者独壇場の傑作ユーモア!
光文社HPより

今年最後の本の感想です。
これは良かった。最後にいい本が読めて嬉しい。

それぞれのお話の扉絵がかわいらしいです。
味があって好き。
お話の方も味のある内容でした。

お気に入りは、表題作。
葬儀会社に勤める主人公にはもうすぐ子どもが生まれるというお話。
最後はじんわり来ました。

あと「長福寺のメリークリスマス」がものすごい可愛いお話だった。
って言っても主人公はおっさん(坊主)ですが…。
可愛い娘にねだられて、一生懸命なお父さんが可愛くて可笑しい。
関係ないんだけど、友達の彼氏がお寺の人で、友達はものすごい教会での結婚式にこだわってて…なことを思い出しました。
お寺も大変。

みんなそれぞれ一生懸命で、うまく行ったり、うまく行かなかったり、でもなんかおかしくてとても読み心地の良い作品でした。
|  ◆荻原浩 | 17:28 | comments(11) | trackbacks(6) | pookmark |
千年樹
評価:
荻原 浩
集英社
¥ 1,680
(2007-03)
木はすべてを見ていた――。
ある町に、千年の時を生き続ける一本のくすの巨樹があった。千年という長い時間を生き続ける一本の巨樹の生と、その脇で繰り返される人間達の生と死のドラマが、時代を超えて交錯する。
集英社HPより

樹齢千年という楠の大木の前で繰り広げられる人間たちの物語。
連作短編集になってるんですが、それぞれの短編ではその場所の今(にわりと近い時代)と昔が交互に語られています。そしてそのふたつの話が交わりあって、さらに他の話とも交わりあって…みたいな構成。

この物語というのがなんというか結構重い話ばっかり。ちょっと気がめいりました。
巨樹の下は、人の悪意とか執念とかそういうどちらかというと負の気がふきだまったところ、という印象。

なんというか大きな木を見るとその傍の人間たちの生活を見守ってきているというわりと良いイメージを持ってたけど、そうとは限らんよなあと思ってしまった。
こういう場所ではいろいろ起こりそうでそれぞれの思いが残ってしまいそうですね。
怖いかも。
そしてラストはまたこうやって同じことが続いていくのだ、みたいな終わり方で怖かったです。

表紙は真っ黒かと思ったんですが、樹のごつごつとしたところとか描いてるんですね。
ちょっと不気味な一冊でした。
|  ◆荻原浩 | 22:20 | comments(6) | trackbacks(3) | pookmark |
四度目の氷河期
四度目の氷河期

『四度目の氷河期』荻原浩(新潮社)
人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。感動青春大作。17歳の哀しみと温もりが、いま鮮やかに甦る。
「BOOK」データベースより

長い。長かった…

どうしても物語にのることができなくて苦しい読書でした。

田舎が閉鎖的なのはわかるけど主人公の周りの人たちがあまりにもやな人ばっかりで。
…特に教師陣は悲惨で、こんな先生ばっかりちゃうやろ、とかそういうのに腹立てたりして集中できなかった。

途中まではもうすぐ面白くなる、面白くなると唱えて読んでましたが、後半はここまで読んだんだから最後まで読む!ともう意地だけで読んでました。

こういう感じになると俄然他の人の読み方が気になるんですが、ちょろっと見た限りでは皆様かなり好意的…。

読むタイミングが悪かったかな…とりあえず私とは相性が悪かったということで。

ところで最後はあれどうなったんでしょう?
|  ◆荻原浩 | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
押入れのちよ
押入れのちよ
押入れのちよ
荻原 浩

『押入れのちよ』荻原浩(新潮社)

荻原浩って器用やなあ。本当に、なんでも書けるのねえ。
なんだか丁寧に書かれてるなーという印象の短編集。
ちょっと気味が悪かったり、怖かったり、ほのぼのしたりする不思議な作品が載ってます。
どうでもいいけど初出はいろんな雑誌なんですねえ。すばるとかの方が多かった。でも新潮。ふーん。

これはかなり好きです。はずれはなし。
個人的にはなんとなくほのぼのする表題作が好きですが、怖い話も良かったです。怖いって言っても、すごく怖いという感じでなくて薄ら寒い感じ。
じわじわきます。
一編一編が短めなので私には珍しく少しずつ読みました。
|  ◆荻原浩 | 13:56 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
ママの狙撃銃
ママの狙撃銃
ママの狙撃銃
荻原 浩

『ママの狙撃銃』荻原浩(双葉社)

面白かったです。
福田曜子はふたりの子をもつ主婦。夫の孝平は中堅企業のサラリーマン。ふたりは、ごくふつうの恋をし、ごくふつうの結婚をしました。ただひとつ違っていたのは…。

奥様は…スナイパーだったのです、というお話。

ナメクジに騒ぐ主婦がライフルを軽々操る暗殺屋さん、というのは、え、そんな設定なん?と思ってしまった。
しかもこれが中途半端じゃなく結構バリバリなのですね。

個人的には暗殺の仕事してる時より、娘の友達懲らしめてる時のママが格好よくて好き。あと〈曜子〉とおじいちゃんの話はいい感じでした。息子の〈秀太〉君は文句なく可愛いです。

なんとなく未消化な部分があるような気がする終わり方なんですが、まあこれくらいのほうが良かったのかも。何にも考えずに読んで楽しめればいいやん、みたいな。
マンガっぽいのかな?
|  ◆荻原浩 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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