ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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眺望絶佳
評価:
中島 京子
角川書店(角川グループパブリッシング)
---
(2012-02-01)

JUGEMテーマ:読書 
東京タワーがスカイツリーに変わる時。もの悲しくも優雅な東京短篇集。

自分らしさにもがく人々の、ちょっとだけ奇矯な日々。客に共感メールを送る女性社員、倉庫で自分だけの本を作る男、夫になってほしいと依頼してきた老女。中島ワールドの真骨頂!
角川書店HPより

スカイツリーって完成したのですよね?
高いトコ嫌いな私には何がいいのかよくわかんない場所ですが…
あ。でも東京タワーは好きです。赤くてぴかぴか、カワイイ。外から見るのが好きなので別に登りたくないけど。

スカイツリーと東京タワーの往復書簡?に挟まれた、彼らの元で暮らす人々のお話。
ひとつひとつの話はとっても短いのでさらりと読めます。
最初のスカイツリーの話を読んだときにはなんだこりゃ?って思ってしまいました。

「よろず化けます」これまたなんですかそれは、と思いながらも楽しく読めました。
あとは「今日はなんだか特別な日」とか結構好きだったかな?
何気に不思議な話が結構混じってました。

東京タワーとスカイツリー。大きく時代が変わったなあって思います。
スカイツリーはなんかちょっと冷たい感じがするけど、これからなじんでいくのかな?
東京タワーの書簡が素敵でした。
|  ◆中島京子 | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
東京観光
評価:
中島 京子
集英社
¥ 1,470
(2011-08-05)

JUGEMテーマ:読書 
恋情、妄想、孤独、諧謔…中島京子ワールドへようこそ
女の部屋の水漏れが、下に住む男の部屋の天井を濡らした。女が詫びに訪れたのをきっかけに二人は付き合い出し、やがて男は不思議な提案をするが…。(「天井の刺青」)。直木賞作家が紡ぐ珠玉の7篇。
集英社HPより

七つのなんだか不思議な物語。
最近のイメージとはちょっと違うかな?
でもさすがに安定感抜群で、どれも面白く読めました。
表紙の雰囲気があってる!

印象に残ったのは、「シンガポールでタクシーを拾うのは難しい」
「そうか〜。シンガポールでタクシーを拾うのは難しいんだ、覚えておこう」と、特に行く予定もないけど頭の中にメモ。
夫婦のすれ違いがなんだか…。海外旅行とかってこういうことになりやすいのだろうか。いやはや。

「コワリョーフの鼻」
『Re-born はじまりの一歩』 (実業之日本社文庫)の時に読んでるはずなのだが(…以下略_| ̄|○
そのときはあんまり印象に残ってなかったようなんだけど、今回は面白かった。
アレかな?ちょっと他と違う雰囲気だからかな。

中島さん、短編集も大変美味しくいただけました♪

|  ◆中島京子 | 16:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
エルニーニョ
JUGEMテーマ:読書 
「もしおれがいなくなっても探さなくていい。おれが見つけるから」
21歳の女子大生・瑛(てる)と7歳の少年・ニノ 逃げたくて、会いたい2人の約束の物語
直木賞受賞第1作
講談社創業100周年記念出版

女子大生・瑛は、恋人から逃れて、南の町のホテルにたどり着いた。そこで、ホテルの部屋の電話機に残されたメッセージを聞く。「とても簡単なのですぐわかります。市電に乗って湖前で降ります。とてもいいところです。ボート乗り場に10時でいいですか? 待ってます」そして、瑛とニノは出会った。ニノもまた、何者かから逃げているらしい。追っ手から追いつめられ、離ればなれになってしまう2人。「1人で行っちゃだめ。私も行くから」
講談社HPより

面白かったです。
読んでて、べたでもいいから、無理無理でもいいから、なんとかハッピーエンドにして欲しい!って思ってしまいました。

主人公の〈瑛〉は恋人(DV男)から逃れて南の町へ。
謎のメッセージに導かれて行った先で、〈ニノ〉という男の子と出会う。
二人の逃避行の物語。現実のような幻のような、不思議な旅です。
先々での出会いも心温まる。
個人的にはあんまり得意でない、ちょっとスピリチュアル?な雰囲気の夢や言葉もなんだかするっと入ってきました。
途中途中に挿まれる短いお話も物語にいい味付けをしてます。

後半はとにかく、二人の幸せを祈るばっかりでした。
7歳の小さな男の子〈ニノ〉がとってもかっこいい。
砂糖のお店のおばあちゃんもよかったな。
あの店で過ごす二人が一番好きだったかも。
|  ◆中島京子 | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ハブテトル ハブテトラン
評価:
中島 京子
ポプラ社
¥ 1,470
(2008-12)

JUGEMテーマ:読書
 
登校拒否になった小5の大輔は、母の故郷・広島県の松永に転校。穏やかな瀬戸内海の町と人に出会い、元気を取り戻した大輔の胸にある思いがわきあがってくる!

ポプラ社HPより

ほんのり、あったか。かわいらしいお話でした。よかった♪

タイトルなんの呪文かと思えば、「ぶすくれてる」とかいう意味の方言。備後弁だそうです。
知らん地方の方言って、なんかの呪文とか外国語に聞こえてしまう…

東京の学校でのあれこれで、声が出なくなるまでしんどくなっちゃった〈大輔〉が、だんだん元気を取り戻していく様子にはほっとします。
天然にやさしい松永の人たちがいい。特におじーちゃんおばーちゃんが素敵でした。

おいしそうなものもたくさん出てきました。
プリン好きとしては、プリントップがめためた気になります。
そしてやはり広島焼きも!

しまなみ海道のシーンは懐かしく思いながら読みました。
自転車で橋を渡れるというのに惹かれて旅行したんですよ。ダンナとの初旅行(笑)
自転車で渡る海の上はやはり気持ちいいです。
食べたいものもあるし、もう一回行ってみたいなあ。
|  ◆中島京子 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成大家族
JUGEMテーマ:読書

家族のことを、どれだけ知っていますか?
72歳の元歯科医・緋田龍太郎が、妻と妻の母、ひきこもりの長男と暮らす家に、事業に失敗した長女一家、離婚した妊婦の次女が戻ってきて、大家族に。家族それぞれの思いをユーモアを交え綴る連作長編。
集英社HPより

思いがけず大家族で暮らすことになった緋田家に住まう人々のそれぞれの視点で描かれる連作短編集(長編?)。

四世代同居ってホームドラマでもなければなかなかお目にかかることがないけれども、これはなんというか、今風の大家族やなあと思った。

一つ屋根の下(正確には離れやら物置やらあるんだけど)総勢9人の同居、のわりに一緒に住んでる感が薄いというか。
特に一家をまとめあげるような人物もいないし、それぞれ勝手にやってる感じ。
一家団結みたいなことは全くなくって、バラバラ。
他の人のことはあんまり気にしてない。
それで、なんとなくどうにかなってる雰囲気がいいんです。
面白いし笑える。

それぞれが抱えてる問題は結構しんどいのもあったりするんだけど、深刻になり過ぎない明るさがありました。
最後の〈龍太郎〉のぼやきというか、お話が良かったです。
こういう家族もいいやん。

楽しく読めました。
評価:
中島 京子
集英社
¥ 1,680
(2008-02-05)

|  ◆中島京子 | 18:36 | comments(12) | trackbacks(8) | pookmark |
冠・婚・葬・祭
評価:
中島 京子
筑摩書房
¥ 1,680
(2007-09)
JUGEMテーマ:読書

世はすべてこともなし…とは、
なかなか行かない。
成人、結婚、葬儀、お盆。当り前の儀式が当り前じゃなくなって、そのずれが露わになるからこそ、浮かび上がってくる人生の意味。4つの、今を切り取る物語。
筑摩書房HPより

「冠婚葬祭」っていうと「婚」と「葬」ってイメージですが、今回久しぶりに「冠」が成人式、「祭」がお盆やら法事ということを思い出しました。
ということで、「冠婚葬祭」をテーマにした連作短編集ですが、それぞれのお話のリンクは薄いかも。

でもまあ家族の物語ですね。
「冠婚葬祭」ってのはそもそも家族的なものであるから、そうなるんでしょうけど。
家族が出てきても出てこなくても、なんとなくその影がちらつく。

こういうのって実際のところわずらわしい気持ちが多いんだけど、でもちょっとお祭り的というか、お楽しみもなくもないという感じで、そのへんはみんな一緒なのかなあとか思いました。

個人的に「婚」の話が好きで、「祭」はなんかいいなと。
めったに会わないいとことかおじおばのことを思い出したりしました。
|  ◆中島京子 | 20:05 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
桐畑家の縁談
「結婚することにした」 妹・佳子の告白により、にわかに落ち着きをなくす姉・露子(独身)。寡黙な父、饒舌な母、そして素っ頓狂な大伯父をも巻き込んだ桐畑姉妹の悩ましくもうるわしき20代の日々。「さようなら、コタツ」の著者がもどかしいほどの姉妹の人生を、ユーモラスな視点で綴った作品。
マガジンハウスHPより

姉妹というのにちょっと憧れます。
〈露子〉は仕事もせずに妹の〈佳子〉のところに転がり込んでるんだけど、なんというか家族ならではの雰囲気がちょっとうらやましい。
女友達というのではなく、母親との関係とも違う、姉妹の関係ってなんかやっぱりいいなあ。

〈佳子〉は台湾人と結婚する言い出して大騒ぎになるわけですが、このときの家族の反応がありそうでちょっと面白かった。
姉妹は二人とも実家には住んでないのですが、経済的に独立してる子どもに対する親の反応ってこんなもんかしらと思いました。もううるさく言う年じゃないというか。

姉妹のそれぞれに対する気持ちが興味深かったです。やっぱり友達とはちょっと違うと思う。当たり前かもしれんけど。

どうにも後ろ向きだった〈露子〉が、前向きになってゆく様子は好感が持てました。
どうなんの〜と思っても、なんとなくでも進んでいくものなのだなあ。
案ずるより産むがやすし?
もちろんどうしようもないこともありますが。
でもまあおおむね気分よく読めました。
評価:
中島 京子
マガジンハウス
¥ 1,575
(2007-03-22)

|  ◆中島京子 | 21:39 | comments(10) | trackbacks(3) | pookmark |
均ちゃんの失踪
均ちゃんの失踪

『均ちゃんの失踪』中島京子(講談社)
均ちゃんはイラストレーターで、ガールフレンドが何人かいて、ふらふら失踪する癖があって、ともかくろくでもない男。その均ちゃんが失踪中に空き巣が入った。そして、三人の女が関係者として呼ばれた。均ちゃんの行方は?三人の女たちの恋の行方は?『FUTON』『イトウの恋』の中島京子が描く最新連作短編集。
「BOOK」データベースより

初めての作家さんでした。
面白かった。これは好きかもです。

〈均ちゃん〉を取り巻く女たち3人のそれぞれの視点で描かれる連作短編集。あ、〈均ちゃん〉視点ゆーのもありました。

雑誌編集者で均ちゃんに他の恋人がいたことにショックを受けてる20代の女の子〈薫〉、元妻で美術教師の〈景子〉、外資系会社の重役秘書で均ちゃんのことは〈パートタイマー〉と思ってる〈空穂〉。
なんつうかこうやって書いてみるとみんなできる女な感じがするんだけど、そういう女性たちが均ちゃんみたいな人とつき合ってるってのはちょっと面白い。

それですごい女同士の争いになるのかと思いきや全然違って、仲良くなるわけでもいがみ合うわけでもないんだけど不思議〜な関係があって、その辺がなんか絶妙。

女性たちがみんな前向きで良かったです。
最後均ちゃんはちょっとかわいそうな気がしたけど。でも彼は大丈夫だろうし。

気持ちいい読後感の本で、著者のほかの本も読みたくなりました。
これからは新刊もチェックしようっと。
|  ◆中島京子 | 18:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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