小さな空
>>> 2008.10.26 Sunday 19:36
JUGEMテーマ:読書
『ビート・キッズ』で講談社児童文学新人賞、野間児童文芸新人賞、椋鳩十児童文学賞を受賞した著者による、珠玉の家族小説。ジャイブHPより
自然豊かな郊外の団地に住む4人家族と、隣に住む「わけあり」の父娘家族の交流を中心に、大人も子どももそれぞれが成長していく姿が淡々と瑞々しく描かれています。春・夏・秋・冬、それぞれの季節に起きる事件や発見や出会いを通じて、著者ならではの「音楽テイスト」がストーリーのエッセンスに。家族小説の佳作『森へようこそ』に通じる家族再生の側面と、「ビートキッズ」に通じる音楽への憧憬の両方がたっぷりと詰まった、まさに風野ワールドと言える、心がポカポカと温まる作品です。
長い話を続けて読んでたのでお疲れ気味の合い間に、ヤングアダルトなさくっと読める本は楽しかったです♪
やっぱり関西弁はええなあ。
岩本さんちは父・母・息子二人の4人家族。お隣に引っ越してきた十和田さんちは兄妹に見えるわけあり父子。
といったところで、特に大きな事件があるわけでなく、地域交流?というか子どものいる家族同士の日常が描かれます。
子ども組は岩本家のお兄ちゃん〈太一〉と弟〈慎二〉、〈太一〉の同級生十和田家の〈風希子〉。この三人組に、お友達がちらほらと入り込んだりするんだけど、彼らの遊びっぷりが子どもらしくていいです。
遊んでる感じがすごくするんですよ。ザリガニ釣りやら、探検やら全力で遊んでて楽しそうです。
お話は春夏秋冬と進んでいくんだけど、だんだんと成長していくのも頼もしい。
そして大人組もきっちり描かれます。
岩本家の母〈光江〉が中心で、まあ子どもと一緒の場面が多いのだけども、〈太一〉君のお母さんってだけじゃなくて、〈岩本光江〉としてもしっかり。
大人になってからでも夢を持ち続けるって素敵だなあと。
でも物語の中心にいるのは、〈風希子〉の血のつながらない父親〈まーくん〉。
とにかく彼がすごくいい。
お母さんたちがときめくのもわかる!(いやん、おばちゃんチーム?)
音楽と笑顔がいっぱいの、夢や希望がいっぱい詰まった作品。
なんだかみんな表情がいいんですよ。
知らず知らずにこちらもニッコリ。癒されました…















箕面在住の風野さん。
その風野さんがM公園を舞台にしたのにニヤリでした。
昔は子供らしく遊ぶ風景がどこにでもありましたよね。
それが見られなくなったのは寂しいです。
そんな懐かしさもありつつ、まーくんが素敵でした。