ぼちぼち

本の感想と日々のできごと

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月のさなぎ
評価:
石野 晶
新潮社
¥ 1,470
(2010-11)

JUGEMテーマ:読書 
外に出たい――でも、大人になるのはこわい。

森の中の学園に隔離されて育った、性別のない子どもたち。年に一度の降誕祭を前に、男性としてふるまっていた上級生の薄荷は、外界から侵入してきた少年と恋に落ちた。森への逃避行、フラッシュバックする記憶、意思とはうらはらに変わっていく身体と心――。蝶になる前の一瞬を描ききる、はかない箱庭のミステリー。
新潮社HPより

第22回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作品。
著者の方は、『パークチルドレン』で第8回小学館文庫小説賞受賞の経験があるとか。あ。なんだか覚えてますよ(本の内容は覚えてないけど…(^_^;)→感想はこちら

ちょっとミステリっぽい展開。
読みにくくはなかったのですが、なんとなく違和感。
わかるけど、納得いかん。そんな感じ。

「月童子」の設定とか学園の雰囲気とかイメージが綺麗でした。

| 作家別 あ行 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
カルテット 2 イケニエのマチ
評価:
大沢 在昌
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,260
(2010-12-25)

JUGEMテーマ:読書 
絶望と隣り合わせの街に潜入せよ!

無法地帯と化したミドリ町で何人もの子供が消えた。潜入して真相を突きとめよ……クチナワから第二の指令が下る。タケル、カスミ、ホウの三人は、街を支配する保安隊、そして異様な集団に接近するが……。
角川書店HPより

仕様になれてきたのか一巻よりは楽しく読めた気がします。
けど、やっぱりスカスカ感が気になる…
さくさく読めるのでスピード感はありますけど、やっぱり物足りないかなあ。
三巻で面白くなってきた、という話を聞いたので、期待して待ちたいと思います。
| 作家別 あ行 | 17:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
カルテット 1 渋谷デッドエンド
評価:
大沢 在昌
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,155
(2010-12-25)

JUGEMテーマ:読書 
ストリート系クライムアクション、4巻連続刊行!

家族を何者かに惨殺され、怒りに衝き動かされるタケル。中国残留孤児三世で鬱屈を抱えるホウ。出自から目的まですべてが謎に包まれたカスミ。そして、警視庁の異端者クチナワから三人に最初の指令が下る!
角川書店HPより

ドラマ化された作品の原作。
テレビは見てないのでどんな感じか知りませんけど(→カルテット|MBS公式)。
ちょっとHP見たらいきなり知らない役があった。 〈シュン〉って誰??
映像化すると女性が増えるのはよくあることですが…

これが大沢作品かと思うくらいライトでスカスカでびっくり。
最初から映像化ありきの作品なのかな?
事情はよくわからないけど、これまで読んできた映像化が先に決まってる他の著者さんの作品でも、スカスカって思うことが多いような気がするので。
キャラクターで読ませていくお話ですが、なんかあんまりピンとこなかったです。
とりあえず、最後まで読むつもりではあります。
| 作家別 あ行 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ポーツマスの贋作
評価:
井上 尚登
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,995
(2010-12-25)

JUGEMテーマ:読書 
ポーツマス、パリ、東京。1枚の贋作が海を渡った。歴史を変えた密偵たち。

日露戦争の行く末を決めるポーツマス講和会議のさなか、ユダヤ系富豪ジョエルが崖から転落。屋敷の壁からは血の手形が擦り取られた跡が。その頃パリでは、一人の画家が命を狙われていた。
角川書店HPより

絵画ネタが好きで結構喜んで読むのですが、なんだかあんまりよくわからんかった。
北斎の贋作とか出てきたときはテンションあがったんだけどなあ。
いろいろ細かいことして、緊張感みなぎらせて、人死とかまで出てるんだけど、ちょっと大げさなような。

色の見え方の話とか、絵に関する部分は興味深く読めました。
| 作家別 あ行 | 20:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
潜行捜査 一対一〇〇
評価:
安東 能明
双葉社
¥ 1,575
(2010-09-08)

JUGEMテーマ:読書
 
大晦日に発覚した一家皆殺し事件。その捜査本部で重要な任についた幸本は、方針の対立から、解任されてしまう。それから5年、膨大な物証に振りまわされ、事件は迷宮入りに。生活安全課へと異動となった幸本は、捜査本部と異なる視点で事件を追っていたが、偶然、犯人の指紋を手に入れる。執念の捜査は実を結ぶのか!?

双葉社HPより

表紙にべったり指紋のあとが。
ということで、「指紋」が大きな意味を持つ作品。

タイトルの「一対一〇〇」ってなんぞ?と思ってたら、主人公の〈幸本〉と捜査本部の捜査官100人ってことのようです。
そんなことやってるから事件が解決しないんだよ〜、と思いつつもまあおなじみの展開なので(^_^;)

| 作家別 あ行 | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
エゴイスト
評価:
浅田 マコト
小学館
¥ 1,365
(2010-09-01)

JUGEMテーマ:読書 
この愛に、賛否両論。性愛も血縁も超えた愛のカタチ。

「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ』。14歳で母を亡くした浩輔は、本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。
龍太と母を救いたいという浩輔の思いは、彼らを傷つけ、追いつめていたのか? 僕たちは、出会わなければよかったのか? 愛とは、自らを救うためのエゴだったのか? 浩輔の心を後悔の津波が襲う。人は誰のために愛するのか。賛否両論渦巻く、性愛も血縁も超えた愛のカタチ。類まれな筆力で読む人を圧倒する注目の大型新人・浅田マコトの書き下ろしデビュー作。3度読んで、9度泣いてください。
小学館HPより

さて。
あらすじ見ると、泣ける本ということですね。実際泣けましたが…
いや、そもそも私は涙腺が緩くて簡単に泣くのですが、「ち。簡単に泣いてしもた」という気分にさせられた作品でした。
私にとってはちょっと短すぎたのかなあ。
主人公と〈龍太〉が心通じ合う過程がなんだかぴんと来なかったです。
全体的にいきなり感が強かった。
よくわからんままにちょっと泣かされて終わった感じでした。
| 作家別 あ行 | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
モリオ
評価:
荻上 直子
光文社
¥ 1,365
(2010-08-19)

JUGEMテーマ:読書 
コンプレックスに苛まれる男と女が、自分の居場所を
見つけていく姿を描いた、透明感溢れる“荻上ワールド”!

「モリオ」
――青年モリオは、母の形見の足踏みミシンを前に思い出していた。
子どものころミシンの下に隠れるのが好きだったこと、
ミシンを踏む母が大好きだったこと、
そして姉のために母が作った花柄のスカートを穿きたかったことを……。

「エウとシャチョウ」
――末期癌の猫シャチョウを飼う女医ヨーコと
同棲することになった「僕」。
日々、シャチョウの面倒をみているうちに、
才能など何も無いと思っていた自分に、
「猫と心を通わせる力」があることに気がつく……。
光文社HPより

著者の荻上直子さんは、『かもめ食堂 [DVD]』とか『めがね(3枚組) [DVD]』とか撮った映画監督さん。
この作品は初の小説集とのこと。
映像作品には引かれる程疎いワタクシですが、縁があったのか『かもめ食堂』は見ました。
珍しく原作『かもめ食堂 (幻冬舎文庫)』を読まずに、映画(DVDだけど)だけ見た作品。
好きな雰囲気の作品で、周りの映画好きの人が『めがね』もよかった言ってたので、読んでみようかなと思って。
アタリでした。
よかったです。

今多分まだ公開中の『トイレット』という映画作品の原作だそうな表題作と末期癌のネコとの暮らしを描いた「エウとシャチョウ」の二編が収録されてます。
どちらもゆったりとした雰囲気。

表題作の足踏みミシンが懐かしかったです。
私もあの音嫌いじゃなかった!小学校のときは家庭科のとき、まだ足踏みミシンも使ってて、踏むのも好きだったです。
機械がなにげに好きなのかもしれません。
電気機器はそれはそれでいいんだけど、足踏みミシンってやっぱりやさしい。
さすがに映画監督さんってのもあるのか、なにやら映像が浮かんでくるような作品でした。
そう考えると表紙にイラストはいらんかったような…

個人的には二つめの猫の話がお気に入り。
〈シャチョウ〉という名のふてぶてしい猫。いままで通りなのにやせ細っていく姿が切ないです。
この〈シャチョウ〉をはじめとする猫たちと〈僕〉の交流がいい。
そして〈僕〉と耳鼻科医の同棲相手との関係も距離感が素敵でした(お医者さんにはぜひ私の耳かきをして欲しいです。気持ちよさそう…)。

映画は…また縁があったら見るということで。私と映画はそういう関係でいいのですよ。
| 作家別 あ行 | 19:02 | comments(4) | trackbacks(2) | pookmark |
乙女の密告
評価:
赤染 晶子
新潮社
¥ 1,260
(2010-07)

JUGEMテーマ:読書
真実とは乙女にとって禁断の果実だった。言葉とアイデンティティの問題をユーモア交えて描く芥川賞受賞作。

京都の大学で、『アンネの日記』を教材にドイツ語を学ぶ乙女たち。日本式の努力と根性を愛するバッハマン教授のもと、スピーチコンテストに向け、「一九四四年四月九日、日曜日の夜」の暗記に励んでいる。ところがある日、教授と女学生の間に黒い噂が流れ……。言葉とアイデンティティの問題をユーモア交えて描く芥川賞受賞作。
新潮社HPより

第143回芥川賞受賞作品。
京都府出身、年齢もおんなじくらい、ということでなんとなく親近感。
京都外国語大学もおなじみだし。

なんだか不思議な世界である。
昔の女マンガか少女小説かって感じ。大学というよりは女子高みたい。
お蝶夫人みたいな人が出てきたり、花の名前のついたグループがあったり。
本気なんか冗談なんかわからんような作品でした。

タイトルがいいと思いました。
「密告」って「乙女」のものだって気がする。
ところどころにひっかかる(いい意味で)言葉がありました。
内容は正直ピンとこなかったんですけど、『アンネの日記』とかその周辺のことが分かってたら、もうちょっと違うのかなあ。

なんというか、久々に芥川賞らしい芥川賞なような。
| 作家別 あ行 | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
マルジナリアの妙薬
評価:
新城 カズマ
早川書房
¥ 1,575
(2010-07-22)

JUGEMテーマ:読書 
活字と電子の狭間で物語のあり方が大きく変容しようとしている現在。その最前線で思索を深める著者が、物語的想像力の可能性を問い直すショートショート全12話。あるいは、あたかも人類史上最後の活字本

目次
第一回 ギルガメッシュ叙事詩を読みすぎた男 ―H氏に捧ぐ
第二回 グリーンじゃないし、ゲイブルスもないけど
第三回 愛のために ―或るヴィクトリア朝の物語
第四回 少年十字軍、もしくは世界中の水曜日をぜんぶ集めて
第五回 スルタン・イスマーイル・ウズン=ハッサーンと彼の誉れ高き後宮
第六回 世界終末ピクニック
第七回 東都奇譚介錯御無用
第八回 『ファーストフード&スローキラー』シリーズ、著者インタビュー
第九回 サン=ジェルマン=デ=プレのカフェーにて(一九三八年製作)
第十回 小論(1)―もうひとりのトールキン
第十一回 小論(2)―ロケットでは辿り着けない処 イトウ・シヲリ
第十二回 アンケートの時間です

早川書房HPより

なんかちっちゃい本。
普通の四六版よりふたまわりくらい小さい。あと、薄くもある。
物語についてのショートショート12編。
短かったので、歯ブラシのときに読みました。

なんかちょっとずれたような妙なお話たち。
面白かったです。
お話の最後に入るイラストがよかった。

ショートショートって私は気が散る感じがするので、ちょうどいい分量だったと思います。
| 作家別 あ行 | 19:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
終わらざる夏 下
評価:
浅田 次郎
集英社
¥ 1,785
(2010-07-05)

JUGEMテーマ:読書 
戦争という悲劇を描く壮大な人間ドラマ。
中立条約を破棄して、ソ連が宣戦を布告した。昭和20年8月18日。北の孤島・占守島で実際に始まった日本とソ連の戦い。様々な人間達が巻き込まれていくさまを描く、着想から30年の戦争群像劇。
集英社HPより

上下巻ものです。
第二次世界大戦、その直後のお話。
というか、この本を読むと時間は点じゃなくって線だなあって思います。つながったもの。
学校の日本史で覚えた終戦の日は8月15日だけど、じゃあその日で終わったかというとそうじゃない。
そんなお話でした。
まあちょっと考えれば、昨日で戦争終わったから!ってなるわけじゃないのはわかるんだけど。

読みながらふと、先日直木賞を受賞した『小さいおうち』中島京子(文藝春秋)で主人公の甥の息子が彼女の戦争体験をつづったノートにケチつける場面を思い出しました。
当時の人と、戦争を知らないけど一応勉強したりしてる私たちの知識はどうもずれてるっぽい!ということ。
最近、学校で教わった歴史はどうも一面だけすぎるのでは?と思うことが多くて、現代のニュースとかに対しては結構いろいろ疑ってかかってるのに、昔覚えたことについてはなんとなく無条件に正しいと思ってるのはなぜだ!と愕然となります。

それはさておき。
登場人物はいっぱい。本当にいろんな人がいろんな立場でかかわってるのだと再認識。
それぞれにそれぞれの生活があり、それぞれの気持ちがあるのに、赤紙一枚ですべてが変わる。
赤紙が発行されるまでも細かく描写されていて、渡す方も渡される方も辛い思いしてるのに、どちらも発する言葉といえば「おめでとうございます」で、それが空々しくて切なかったです。

誰もが望んでないであろう戦争を終えることができないことが恐ろしい。
やっぱり、始まってしまうとそう簡単には止められないのだなあ。
肝に銘じなくてはならないと思う。

戦争が終わったはずの8月15日以降にも、戦争で死んでしまう人がいたというのはショックだった。
作中に出てくる、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」にとても力強さを感じました。

おまけ→集英社 浅田次郎「終わらざる夏」特設サイト
| 作家別 あ行 | 19:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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